これまではフィラメントとして造形が容易なPLA(ポリ乳酸、Poly-Lactic Acid)を使っていたが、耐久性が有り、塗装や後加工性が容易なABS(アクリロニトリル[A]、ブタジエン[B]、ポリスチレン[S])でのプリントを行った。造形の条件は(括弧内は推奨条件)、
エクストルーダ温度 | テーブル温度 | |
ABS | 240(230〜240)℃ | 90(60〜110)℃ |
PLA | 210(200〜220)℃ | 50(常温〜60)℃ |
造形にはエクストルーダ2のみを使い、造形サンプルにはwooly_sheep.stlを用い、造形時間短縮のために50%サイズとし、スライザーはslic3rを用いた。Infillを0として空洞のものでも造形を試みたが、上部に穴があいてしまった。そこで、それなりに造形できた主な条件の例は(未記述条件はデフォルトのまま)、
<Layer height> | |
Layyer height: 0.2mm | (0.1mmが望ましいが時間がかかる) |
First layer height: 0.3mm | (最初だけは厚めに、Layerが0.1mm時は0.2mm) |
Perimentals: 3 | (側面の強化) |
Solid layer_Top: 4 、_Bottom: 3 | (天井の強化) |
Randmize starting points: Chek ON | (基点の跡を目立たなくするため) |
<Infill> | |
Fill density: 0.1 | (5〜15%程度か、短時間で綺麗に出来る条件は?) |
Fill pattern: rectilinear | (内層は短時間で粗く埋める) |
Top/bottom fill pattern: concentric | (表面近くは外形に沿って) |
<Skirt and brim> | |
Loops: 2 | (最初のフィラメントが出にくいので予備プリント) |
Brim: 0 | (底面のツバは付けない) |
<Support material> | |
Generate material: Chek ON | (サポートは付ける) |
Raft LAyer: 0 | (ラフトは付けない) |
<Advanced> | |
Default extrusion width: 150% | (少しフィラメントが多めに出るように) |
写真1.Repetier-Host画面 | 写真2.BS01で造形中 | 写真3.テスト造形wooly_sheep |
写真4.部品が壊れた懐中電灯 | 写真5.ABSで造形した部品 | 写真6.部品を組込んで完成 |
干支の玄関飾り | 造形後に塗装したオラフ | ピュアウォータ |
最近は停電があっても短時間で復旧することが多いが、年末のある日、大きな雷鳴と伴に3時間近く停電となった。冬の停電で電気を必要とするファンヒーターやテレビが使えず、古い灯油ストーブを物置から出して来て何とかしのいだが、電気のありがたさを知る機会となった。そこで、災害時のことも考えて発電機を準備することにした。非常時だけの用ではもったいないので屋外でも簡単に使えるよう、軽くて(10kg程度)なるべく長時間(8時間程度)使えるものを捜すことにした。
ネットで調べるとHonda、Yamahaなどがあり、小型で軽量のインバータ発電機で調べると、HondaのEU9iとYamahaのEF9His(EF900HisにDCケーブルが付属、DIY向け)が良さそうに思えた。EF9Hisはガソリンタンクに燃料コックが付いている。
小型で軽量のEF9His |
メーカー | ヤマハ | ホンダ |
機 種 | EF9His | EU9i |
タイプ | インバータ | インバータ |
周波数 | 50/60Hz | 50/60Hz |
交流出力 | 100V/9A | 100V/9A |
直流出力 | 12V/8A | ーーー |
連続運転時間 | 11.9時間 | 7.1時間 |
騒音レベル | 85dB | 86dB |
サイズ | 240x380x450mm | 242x242x451mm |
重 量 | 12.7Kg | 13kg |