Vol.690 8.Jan.2016

ジグソーパズル メッシュミキサー(Meshmixer)

J ジグソーパズル

by fjk

我が家の正月行事と言えば、ジグソーパズルである。日頃、時間が無くゆっくりと出来ないので、徹夜も可能な正月が、パズルが出来るよい機会です。2人がかりですが、1000ピースのパズルであれば3〜5日、2000ピースであれば1〜2週間でほぼ出来上がります。大きさが畳サイズの4000ピースのナポレオンの戴冠式も作りましたが、6000ピースのノイシュバンシュタイン城はパネル(畳サイズ1.5枚分)を広げるスペースが無く、現在はお蔵入りです。なお、最近は風景が多く、パネルサイズは75×50cmで統一しています。我が家のジグソーパズル攻略法は、

@コーナー、外枠のピースを選別する。その他のピースは特徴(色、模様)を決めて一緒に選別。
A選別したピースをパズルの空き箱などに綺麗に並べる(これが大切)。異形(変形ピース)は基本ピースとは別に分けておく。箱はサイズが異なるものを利用(ピースを重ねて収納できる)。
Bピースの特徴色、形、模様、色や模様の境界線)からピースを組合わせてみる。
C周辺部が出来たら、Bで判りやすいピースで島(複数のピースが組合ったもの)をつくる。一方から順に組合せるのでは無く、組合わせやすいピース同士から・・。
D島の回りに組合うピースを探し、外枠までどんどん広げて行く(他の島に組合う場合もある)。

これが基本ですが、ピースを探す時は、組合せたいピースを持って、箱の中のピースに合わせてみる。サーチは2段階で行います。この時どの場所のピースか判るようにおはじきを置いておいておきます。

@ピースを空中に持ち、色や形で合いそうな候補ピースを素早く探す。
A見つからない場合は、ピースを1個1個はめ込んでみる。
Bそれでも見つからない場合はあきらめる(ピースが少なくなってから再トライ)。

どうしても手がかりが無い場合は、全てのピースを対象に、組み合うか捜してゆきます。

箱に並べ、島を作って
(超達人2016ピース)
目印におはじきは必需品


M メッシュミキサー(Meshmixer)

by fjk

3Dプリンターの実質的な標準ファイル形式はstlで、stl形式の3Dデータファイルもネット上に多数アップされています。また、XYZスキャンで取り込んだデータはstl形式で保存することが出来ます。入手したデータをそのままで3d出力しても良いのですが、修正が出来ればとツールを探したところ、Autodeskから無料で利用できるMeshmixerというファイルが見つかりました(ver.2.9.3は日本語に対応しています)。

Meshmixerは直接stlファイルの編集がスカルプト(粘度をこねるような感じでモデリング)に出来るほか、サポートの作成、穴埋めや肉抜き・合成・切断・削除などの変形、モデルのバランスや脆弱性などの分析(Analysisツール)、エラーの自動修正など、CADソフトで全てを作成しなくとも、フリーのstlデータを使って3Dプリンター用のオリジナルデータを簡単に作成することが出来ます。しかし、正確な寸法で作りたい機械的なパーツの作成には向いていません。

早速入手して使って見ました。なお、よく使う基本の操作のショートカットキーは(詳細は、「ヘルプ/キーボードショートカット」で参照)、

起動画面です サンプルの兎をインポート スカルプで角を付けてみた 
球プリミティブで尻尾を追加 カット面を調整中 カット処理後
(穴埋めも自動で行えます)


ジグソーパズル メッシュミキサー(Meshmixer)