SurFaceなどのタブレット型パソコンで、もっと大きな画面で表示したいと思うことがあります。外部映像出力端子としては、VGA、DVI、microHDMI、DisplayPort、SlimPort、,MHLなどがあり、個々に互換性は無く、規格品と詠っていても、ものによっては相性がありそうである。
SlimPortはAnalogix Semiconductor社が開発した携帯機器向けの高速映像伝送用のインターフェース規格で、microUSB端子から映像(AV)出力、データ転送、充電などができ、専用の映像出力端子が不要となる。しかし、SlimPortはあまり一般的ではなくタブレットのNexus7、ArrowsTABやスマートフォンのNexus5などに採用されている。また、SlimPortのデータ転送速度は20.16GBpsでHDMIの10.2Gbpsを上回るほか、HDCP、マルチAVストリームにも対応している。
MHLはSilicon Image社が開発した規格でSlimPortと同じmicroUSBを利用するが、SlimPortと互換性はない。ただし、アダプタの価格はSlimPort用のものより安そうです。
DisplayPortはデジタルディスプレィ用に設計された映像出力インターフェース規格で、モバイル用のタブレット等ではminiDisplayPortが用いられる。DisplayPortはDVIやD-Subの後継でピン数は19(slimportは5ピン)。
QH55MもSlimPort対応なので、SlimPort変換アダプタとしてサンワのAD-HD14SPを入手し接続してみた。起動時や接続時に認識までチョット時間がかかったりするが、フルHDモニタに表示することが出来ました。第2画面のモードに「複製」を選ぶと、タブレット画面も1920×1024に変わりました(QH55Mでは1920×1200が標準、「拡張」モードが良さそう)。ちなみに4Kモニターにも接続してみたところ、4kで問題なく表示されました。
Surface(ー2、−proなど)にDisplayPort変換アダプタ(VGA出力、純正)を接続し同様にテストしたところ、こちらもモニタに問題なく表示することが出来ました。
HDMI出力パソコンからugreenのHDMI-VGA変換アダプターを使ってVGA変換し、プロジェクターに接続したところ、1台のプロジェクターは正常に表示されましたが、別のもう1台は全く表示されませんでした。HDMI-VGA変換アダプターをサンワAD-HD16VGA に交換したところ、今度は無事表示されました。どうも、変換アダプターとプロジェクターには相性があるようです。
SlimPort(QH55M)→HDMI、 HDMI→VGA |
miniDisplayPort(SurFace) →VGA、HDMI |
ダビンチで成形後、成形品がなかなか外れないのでチョット力を入れたところ、テーブルのガラスの一部が剥がれて成形品に付着してきました。テーブルの真ん中に小さな凹みが出来たので、幅200mmのカプトンテープをテーブル全体に張りました。この状態でも成形が可能で、剥がしにくいことは無いのですが、底部が飛び出しているので成形品の座りが悪くなりました。そこで、成形場所を綺麗な面のある所にずらすことで、今のところは何とか綺麗に成形できています。
ガラスが剥がれたテーブル (糊が強かった?) |
カプトンテープを貼り付け (一見綺麗?) |
3Dプリンタ成形後に塗装をしたいことがあります。ABS樹脂にそのままプラモデル用の塗料を塗ると、塗料の食いつきが悪い、にじむ等の問題があります。そこで、サーフェーサを下地に塗装を行う。しかし、MrHobby塗料にはベースホワイト(BW)とホワイトサーフェーサ(WS)の2種類のサーフェーサがあります。BWは厚く塗ると下地の凹凸が隠れてしまいます。WHは遮蔽性が低いので何度か重ね塗りが必要です。どちらも1度では厚く塗らず薄めに吹き付けるのが良さそうです。
ベースホワイト | ホワイトサーフェーザ | |
隠蔽力 | 大きい | 小さい |
粘 度 | 高 い | 低 い |
仕上表面 | つや消し | 半光沢調 |
重ね塗り | 少なめに | 繰り返す |
WS(左)、BW(右)/td> | <拡大>BW(左)、WS(右)/td> |