いよいよ冬将軍の季節と言うことで、除雪機(ホンダHSM1380i)を点検した。セルモーターのスイッチを回すと・・、シーン、エンジンが掛からない。バッテリー(28B17R×2=24V)が上ったようである。そこで、バッテリーを外して充電器(大自工業PCX-2000、充電電圧/電流表示付)で充電する。2台のバッテリーのうち1台はケーブルを繋ぐと充電を開始し、数時間後には充電が正常に終了した。しかし、もう1台は「F01、バッテリー不良(電圧を維持できない)」とエラーが出て充電が出来ない。このときの不良バッテリーの電圧は10.4V(過放電状態)である。
2台のバッテリーの両方が充電できないと、必要な24Vを確保できないので、新しいバッテリーを購入することにした。除雪機を購入した販売店に行くと、34B17R×2(サイズはB17で同じ)の在庫があり、価格は安くなかったが購入した(季節柄、問合せが多く、準備していたとのこと)。
新品バッテリーを準備したので、除雪機を使うことが出来そうであるが、不良のバッテリーをそのまま捨てるのがもったいない。そこで、過放電したバッテリーを復活させることが出来ないか、ネットで調べて見ると、セルスターのDRCシリーズは、「バッテリーの電圧が低下しすぎている場合、自動的にサルフェーション現象の改善を行う」(ブーストモード)とある。
そこで、スーパーオートバックスに立ち寄ってみると、ちょうどDRC-600の在庫があり、これを入手した。DRC-300でもブーストモードが使えるが、DRS-600は更にセルスタート機能が付いている。DRCシリーズでブーストモードを使う場合は、最初に必ず充電電流を設定(設定スイッチの短押し)してから、再度設定スイッチを長押しし、ブーストモードに変更する必要がある。
DRC-600で再度充電を試みたところ、最初はブーストモードで充電(再生)し、その後ノーマルモードで充電を自動的に開始した(LEDは点滅)。点滅が点灯に変わると充電が終了し、電圧を測ってみると12.5Vで、電池として復活したようである。除雪機に取り付けてみたところ、無事起動した。また、最近の多くの充電器はHV車の補機バッテリーに対応している。
2種類の充電器(後ろに34B17R×2) DRC-600(左)、PCX-2000(右) |
充電したバッテリーを除雪機に取り付け (発電機とLEDライトで照明) |
毎年年末になると、大掃除と伴に、蛍光灯管を交換しているが、交換が煩わしくなってきた。また、消費電力の事を考えると、蛍光灯管ではなくLEDランプに変更したい。ということで、DIYショップを覗いてみると、丸形で2種類のLEDランプが売られていた。従来の蛍光灯管をそのまま置換えるだけのもの(@)、もう一つは2本の蛍光灯管を1本のLEDランプに置換えるもの(A)で、後者はランプシェードの方式によって接続方法を選択できるケーブル類が付属している。
とりあえずAを購入し、古い蛍光灯に取り付けを試みた。ランプ用のコネクタのあるシェードの場合はコネクタに付属のケーブルを差し込むだけであるが、古い蛍光灯ではコネクタが無く、常夜灯用の豆ランプソケットに付属プラグを取り付けてLEDランプに電源を供給した。付属のリモコンを使って点灯テストを行うと、点灯のon/off、明るさの調整などが行えた。豆ランプが無くなったがLEDランプ本体に常夜灯用のLED(橙色)が付いているので問題は無い。しかし、常夜灯の明るさが意外と暗く、もっと明るくしたい。
@のLEDランプはそれまでの蛍光灯管を単にLEDランプに変えるだけなので、好みの常夜灯用LED豆電球を使うことが出来る。そこで、40W、32Wの丸形LEDランプと0.5Wの常夜灯用LED電球を購入し、古い蛍光灯に取り付けてみたところ、常夜灯も明るく満足の出来る状態になった。また、Aでは無段階で明るさの調整ができるが、照明のon/offなどには常にリモコンが必要で、@ではスイッチを紐で引っ張るだけある。しかし、@ではスイッチで明るさの強弱の切り替えが出来るはずであるが、あまりその差は感じられない。
2種類のLED蛍光灯 手前は直管LED(全種対応) |
@の点灯例(見た目は蛍光灯) |