７日目の朝、昨日の嵐がうそのように・・・となるかと思いきや、外は暗く、強い雨が降っています。パークは８時オープンなので、７時代のバスで出かけようと思っていたのに・・・ちょっとトーンダウンしつつも、とりあえず、ホテルのレストランの朝食ビュッフェでたっぷり食べ、持ってきていたレインコートと、ショップでポンチョも１枚買い、出かけることにしました。
ホテルの前でバスを待っているうちに、空がだんだん明るくなり、パークに着く頃には見事な晴天に！
この日は「アイランズオブアドベンチャー」に入ったのですが、「さっきまでのお天気のおかげで、人が全然いないよ」と、入り口のキャストのおじさんの言うとおり、何だか１番乗りのようにすいています。
まずは、やはり子供向けの「Seuss Landing」へ。ここにも、広いプレイグラウンドがあり、迷路があったり、水が出たり、水をかけたり、音が出たり・・・と、かなり遊べます。その他には、「空飛ぶダンボ」のような、お魚の乗り物・・派手なメリーゴラウンド・・室内のアトラクションなどあり、とりあえず、全部乗ってみました。
お魚の乗り物は、思いっきり水がかかってきて、びっくり。
エントランスに戻り、反対周りで回ってみました。こちら側には、いきなり「ハルク」と言う、緑の恐ろしい絶叫マシーンが、頭の上を通っており、思わず立ち止まって見入ってしまいます・・・乗るのは絶対無理！
その先には「スパイダーマン」があり、大阪では怖くて乗れなかった千春も、挑戦してみました。意外と楽しかったようで、午後からもう一度乗りました。
こちらのパークは、「ユニバーサル」より新しく、とにかくどこもド派手なオブジェがいっぱいで、ただのショップも、これはいったい何のアトラクション？と思うほど。
歩いているだけでも、水が出ていたり、フォトスポットになりそうなところがいっぱいで楽しいです。
次に、「トゥーンタウン」にやってきました。ここには、スプラッシュマウンテンみたいに、滝を落ちるアトラクションや、いかだでの急流下りのアトラクションなど、濡れそうなものがあります。滝を落ちるほうは、千春の身長が足りず、いかだのほうは、ぎりぎり・・・ちょっとおまけでOKになり、挑戦しました。
アニマルキングダムの「カリリバーラピット」のように、一度ざぶんと来たらおしまいかな・・・なんて、軽く思っていたら大違い！ポンチョを着ていたのに、お尻までびちょびちょ！これでもか！ってくらいに次々水がかかってきます。その上、上のほうでは、誰でも下を通るいかだに水をかけられるスポットがあって、バシャバシャかけられます。
千春も、その後はかける側になって、喜んでかけていましたが、下の人が、怖い顔でこっちを見上げるので、私は後ろにそっと隠れていました・・・・。
その先には、「ジュラッシックパーク」があります。「ジュラッシックパーク・アドベンチャー」は、身長が足りず・・・さっきはおまけでしたが、今回はダメでした・・・もうひとつのアトラクションは、長蛇の列だったので、「キャンプ・ジュラシック」という、子供のプレイグラウンドへ。またまた、網を上がったり、チューブを滑ったり、かなり広く、大人にはどうにも付いて行けず、あっという間に、千春を見失ってしまい、探すのにひと苦労でした。子供には、天国みたいなところばかりです。
ひとしきり遊んでから、次に、映画に出てきたような恐竜の研究所の中に入り、恐竜のえさやり！？を見学。
これが、結構リアルで、においもしたりして、子供は本物に見えたのではないかなぁ。
昼食は、恐竜の事がいろいろ分かる「ディスカバリーセンター」の中にあるレストランで、大きなハンバーガーを食べました。
アメリカに来てから、千春はいったい何個のチーズバーガーを食べたかなぁ？パンもお肉も固くて大きいのですが、恐竜のように、バリバリ食べるので、びっくりしてしまいます。間に挟む野菜もいっぱい食べるし・・・そのおかげか、いつもならすぐにバテてしまうのに、ここアメリカに来てからは、信じられないくらい元気に遊び続けています。
親のほうは、なんか、あっさりしたものでも食べたいわ〜なんて、年寄りくさいことを言っているのに・・・。
次のエリアは、「ザ・ロストコンティネント」という、古い伝説の世界のようです。「フライイング・ユニコーン」は、ちょっとアンティークな感じのコースターで、子供でも乗れます。結構並んで乗りました。
その先には、赤と青の２台のぶら下がるタイプのコースターが、重なるように走っていく「ドゥーリングドラゴンズ」という絶叫マシーンがあり、それを見ながら進むと、何だか巨大な神殿のような建物が・・・・？
何かショーでもやっているのかと、恐る恐る中に入っていくと・・・中は、暗くて恐ろしげな部屋・・千春もおびえています。
そこへ、すごいパフォーマンスの上手なお兄さんが登場。この探検家らしきお兄さんに連れられて、ゲストたちは、ぞろぞろと奥へ進んでいきます。予備知識なしで入ったので、結構びっくり！なかなかの大仕掛けでした！
そして・・朝一番に遊んだ、キッズエリアに戻って来ました。今回は、思う存分くたくたになるまで遊んでから、もう一度スパイダーマンに乗りました。今回は、千春の隣に７，８歳の男の子が乗っていたのですが、小さな千春のことが心配になったようで、私に、「こアトラクションは、乗った事がありますか？」と聞いてきました。あるというと、ふ〜ん・・・という感じで。千春は、アメリカでは余計に幼く見えるので・・・
しかし、アメリカの子供は、よその子供の心配までして・・・大人だねぇ。
いつの間にか、午後７時を過ぎ、お天気も怪しくなってきたので、バス停へ・・途中ワゴンを出して売っていた「シナボン」を朝食用に初めて買ってみましたが、２度と買わないでしょう。
バス停には、昨日の家族が「雨が降る前に来たわ」と、待っていました。
バスの出発時刻には、ものすごくたくさんの人が並んでおり、私たちは早くから待っていたから乗れたものの、遅かった人は乗ることが出来ず、一人のおばさんは、運転手のおじさんに、ものすごい暴言を吐き、バスの中もみんな暗い雰囲気に・・・昨日は、冗談を言いながら運転していたドライバーのおじさんも、今日は無言でした。
千春は、昨日同様、バスに乗った瞬間にぐっすり。帰ってからお風呂に入れて寝かすのにひと苦労でした。