Vol.590 25.Sep.2009
E
江ノ島・鎌倉の旅
by fjk
5連休の高速道路1000円につられ、久しぶりに湘南の海を見に行った・・というわけではないのだが(東京へ行く用事がありついでに足を伸ばした)、やはり高速道路の低料金がなければ車で東京までは行かなかったであろう。北陸道−上信越道−中央道のコースで東京へ向かった。渋滞は全くなく順調で、天気も良く富士山も雲一つ無く綺麗に見ることが出来た。
途中、甲府で高速を降りて、市内の「印伝屋」に立ち寄り革製品を手に入れた。市内から高速に戻る途中の国道20号線には葡萄園が並び、そのうちに道の駅でもあるだろうと走っていたら、いつの間にか人家が無くなり山の中に入ってしまった。仕方がないので車をUターンし道路に並ぶ土産物屋で葡萄を買った。
高速に戻り、昼食のために談合坂SAに立ち寄ると、思ったほど混んでおらずスムーズに駐車する事ができた。折角だからとレストランでゆっくりと昼食をいただいた。府中からチョットした渋滞があったが、東京からの行きとは逆の方向を走ったので、ほとんどスムーズに東京に着くことが出来た。
東京で1泊後、湘南は混んでいると思われるので東京のパーキングに車を預け、電車(小田急)で江ノ島に向かった。この時便利なのが「江ノ島・鎌倉フリーパス」で小田急の往復と江ノ電が乗り放題になる。小田急の駅に着いてみると、「人身事故のため、江ノ島線の直通電車は相模大野止まりとなります」と張り紙がしてある。相模大野からは接続電車が出ているようなのでとりあえず快速急行に乗り込む。電車が発車してまもなく「事故処理が終わりましたので、この列車から江ノ島まで直通運転をします」と車内アナウンスがある。途中から座席に座ることも出来、何となく徳をした気分。
藤沢で各停に乗り換えて小田急の片瀬江ノ島駅につくと、駅ははシーズンと思われるほど混んでいて、改札を出るまで数分を要した。数十年ぶりの江ノ島は様相が変わって(といっても昔のことは良く覚えていない)、綺麗で賑やかである。江ノ島といっても干潮時には陸続きとなり歩いて渡ことができる(今は道路が付いている)。島までバスでもゆけそうだが、距離も遠くないので歩いて行くことにした。江ノ島への道路は混んでおり車がほとんど動けず歩きが正解であった。ただ、歩道も人を追い越すことが容易でないほど混んでいた。
混み合ったまま島に着き、青銅の鳥居をくぐり、参道を登るが、ここもすれ違いが容易ではないくらい混んでいる。両脇の土産物屋や食堂に並ぶ人がいるためである。朱色の鳥居をくぐると江ノ島神社(辺津宮)への階段があるが、前述のフリーパスでエスカレータが割引(350円→310円)となるので、エスカレータに乗る。辺津宮に着くと参拝客が階段の下まで並んでいる。この後に鎌倉に行く予定で、参拝に時間がかかりそうなので、参拝はパスとした。同様に3つのエスカレータを乗り継いで頂上の高台に出ると江ノ島植物園と展望台があるが、展望台の待ち時間が40分とのことで、ここもパスとした。太平洋の見える展望台で少し休憩を取って、帰りは階段を使って島の入り口まで降りてきた。チョット汗をかいたので冷たいものを購入ししばし休憩。お昼を少し過ぎていたが、混んでいるので、橋を渡ってから海辺のレストラン(?)で軽くラーメンを食べた。
江ノ電の江ノ島駅までは歩いてチョットの距離であるが、この道も混んでいた。江ノ電のNゲージを持っていて鉄道にもチョット興味があるので、江ノ電の駅をバックに記念撮影。しかし、駅もホームから人があふれんばかりに混んできた。しばらく待っていると電車が来たので、ホームの先に出て写真撮影。・・で、戻って電車に乗るが、ラッシュ時の山手線状態で、挙げた手は下ろせず、悠長に電車や車窓の撮影など出来ない。地元の乗客か、「こんなに混んでいることは珍しいわね」、「ラッシュ時には良くあることだけど・・」と話しているのが聞こえた。という状態で電車は進み、次の目的地である「長谷駅」で下車した。長谷駅では多くの人が降りたが、それ以上の人がホームで待っているようだった。
長谷には「長谷寺」と「鎌倉大仏」がある。長谷寺は「あじさい寺」とも呼ばれ6月頃が最適らしいが、9月ともなると花が少なくなっていた(彼岸花が咲いていた)。鎌倉は国際観光都市で外人も多く、最近よく見かけるアジア系は少なくほとんどは欧米の人だった。本尊の十一面観音像(長谷観音)などを見て回り、さらに頭をぶつけそうになりながら弁天窟などを見学した。
鎌倉大仏までの道は、少しは空いたように見えるが相変わらず混んでおり時々車道に出て歩くこともある。鎌倉大仏は高岡大仏を含む日本3大大仏の一つであるが、その人気は東大寺の大仏以上かもしれない。高岡ももう少し人気があればなーと思う。
大仏の次の目的地は鶴岡八幡宮である。再び長谷駅から江ノ電に乗ろうと並んでいたが、到着した電車が満員となり私たちのところで駅員に乗車を止められた。仕方がないので次の電車まで待つことになった。やっとやってきた電車には(列の先頭にいるので)当然の乗ることは出来たが、やはり寿し詰め状態で、駅には乗れない人が残っていた。鎌倉駅に着くと鶴岡八幡宮まで、若宮大路を通っていった。若宮大路は桜の木が延々と並び春先には見事な景色になるものと思われる。
鶴岡八幡宮に着くと、夕方に近づいたせいか、店じまいを始める露店があるなど、人混みは少しは空いてきた。本殿にお参りし、源氏池の畔でチョット休憩し、鎌倉掘りの土産物屋に立ち寄って小物を手に入れた。帰りは有名な小町通りを散策しながら駅に戻った。小町通りはお洒落なカフェ・甘味処・様々な雑貨や土産物屋がずらりと並び、鎌倉では是非立ち寄るべきところである(鎌倉には有名な菓子店の本店もあり、東京からわざわざ買いに来る人もいるとのこと)。
東京への帰りは江ノ電・小田急(藤沢から)と始発から乗るので、次発を待って、全て座ることが出来た(あー疲れた)。江ノ電ショップにも寄りたかったが時間も遅くあきらめた。
東京からの帰りは、ナビの指示に従い関越道−上信越道−北陸道という経路で、途中までは渋滞もほとんど無く、順調そのものであったが、妙高高原から渋滞が始まり高田まで12kmの渋滞があり、この区間を抜けるのに2時間を有した。連休で渋滞を覚悟していたが、こんなところで渋滞するとは思っていなかった。渋滞原因は上り坂のトンネルで、車のスピードが落ちることが原因である。あわただしい旅行だったが渋滞で連休に参加したような気がした。
K
これって収賄?
by ja9vvj
−−−福知山線脱線事故で鉄道事故調査委員の山口委員が調査報告をJR西日本に漏らした記事を読んで−−−
山口浩一氏がどの様な立場であったのか、不明な部分ありますが、接待を受け調査内容を漏らし、事故報告の内容を変える様に働きかけたのは、犯罪行為と言えると思います。国鉄出身で有る事を考えても、事故調査委員会には公平な調査結果を出す意欲も薄い(能力も疑問)と考えざるをえない。この一点を見ても、国(自民・公明両党)の作った調査委員会全てにおいて、この様な汚職がまかり通っているのではと心配になります。この手の事故報告を見ていると「本当に真実を公表しているのか?」などと感じる事が多々ありました。調査される側が調査委員に対して接待するのは暗黙の了解事項なのかもしれません。これって本当に良いのでしょうか。