Vol.598 15.Jan.2010
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DIGAで記録したDVDを見る
by fjk
HDD付きブルーレィレコーダであるパナソニックのDIGA(例えばDMR-BW850)はデジタル放送をHDDに記録した後、ブルーレイ(BR)やDVDにダビング(10)できる。「お任せダビング」でBRには4倍速、またDVDにはAVCHDまたはVRモードでほぼリアルタイムで記録できる。ただし、書き込みメディアはCPRMに対応している必要がある。
記録したDIGAでは当然全てのメディアのものが再生できるのであるが、VRモードでDVDに記録したものを他のDVDドライブで再生するにはファイナライズ(スタートメニューから実行。実行後は読み込みのみとなる)を行わなければならない。
ファイナライズしたDVDをパソコンのドライブに挿入しPowerDVD6で再生しようとしたところ、「CPRMに対応していないので再生できません」とメッセージが出た。デジタル放送コンテンツの再生にはCPRM対応ソフトかハードが必要である。さらにDVIなどのデジタル接続する場合はHDMI対応のビデオカードとモニタも必要である(アナログRGBでは表示可能)。
また、VRモードでファイナライズしたDVDはCPRM対応のDVDポータブルプレーヤで再生できるとのことだったので、SonyのDVP-FX850に差し込んで見たところ、立ち上がり時にチョット時間がかかるが無事再生できた。ついでに赤外線式ワイヤレスヘッドホンMDR-IF240RKも買ってしまった。
最近のDVD再生ソフト(約\5000)はCPRMに対応しているのだが、中古のDVDを積んだwin7マシンがかわいそうなので、新たにブルーレイドライブを準備することにした。バファロー、IOデータ、パナソニック、・・・といろいろとあるが、国産で付属ソフトも付いていてと選んでいると、「正月特売」の札が目に付き、バッファローのBK-PI1216FBS-BK(\25,000、ドライブはpioneer)を購入した。10倍速のものでも良かったのだが、ドライブが既に持っているLG製だったので12倍速ドライブにした。
AVCHDとVRの2種類のモードで書き込んだDVDをBK-PI1216FBS-BKに差し込むとPowerDVD9が起動し、いずれのモードでも再生ができた(CPRM再生時にはネットに接続していること)。
付属のソフトの中に、SD映像をHD映像の変換できる「アップスケーリング」(保存も)機能が付いていて、高画質の映像が楽しめるとなっているが、これはまだ試していない。