Vol.640 12.Oct.2012
C
精密円定規とカッター
by fjk
プラモデルの塗装時に塗料が付かないようにマスクテープを使います。マスクテープは直線状のものですが、マークなど円形にマスクを行いたいときがあります。そんな時にはマスキングテープから切り出すのですが、綺麗な円形に切り出すのは難しく、刃が付いたコンパスを使うと中心に穴があいてしまいます。そんな時に便利なのが「精密円定規」と「ローリングスリーブカッター」です。
精密円定規は回転する円盤に多数の穴(0.5mm)があいており、この穴にローリングスリーブカッターを差し込んで、円盤を回すようにカッターを回転すると、綺麗な円を曳くことができ、円形にマスキングテープをカットできます。中心に穴があくこともありません。カッターの換わりに0.5mmのシャープペンシルを使うと、針穴を空けることなく円を描くことが出来ます。
ローリングスリーブカッターは0.5mmの針の先端がカッターとなっているもので、シャープペンシルのように軸を回転して刃の出し入れができます。このカッターは精密円定規の穴にピッタリ収まるので、この組み合わせで円形のマスクを作ることが出来ました。
S
SDXCカードをwindowsXPで使う
by fjk
デジカメなどに使うICメモリカードは大容量化し価格も下がってきています。そうなると大容量のモノが欲しいのですが、SDカードは最大4Gb、SDHCカードは最大32Gb(FAT32)で、64Gb以上となるとSDXCカードとなる。SDXCではファイル管理システムがexFATとなり規格上は2Tbまで大容量記録ができる。OSはwindows-Xp-sp2以降となっているが、XpではSDXCドライバーKB955704をマイクロソフトからダウンロードする必要がある(通常のアップデートでは自動的にアップデートされない)。また、リーダー/ライターもSDXC対応のものが必要である。
パソコンショップでコンパクトなSDXCまで対応しているUSBカードリーダー(ALL-WAYS、560円、MMCにも対応)と、トレセンドの64GbのSDXCカード(5000円)を入手し、ドライバーインストール済みのwin-XPマシンで使えるか試してみたところ、カードの認識、書き込み、読み込みが問題なく行えた。ドライーバーをインストールしないと、「フォーマットしますか」と聞いてきた(ここでフォーマットすると最大容量とならない)。SDXCドライバーをインストール後は、windowsの標準フォーマッタでもフォーマットは可能だが、SDXC専用フォーマットプログラム(SDアソシエーションのSDフォーマッタなど)を使うことが推奨されている。
SDXC非対応のパソコンにVISTAで書き込んだSDXCカードを差し込むと、当然ですがカードは認識はされません。仕方ないのでそのまま取り出し、再びVISTAマシンに差し込むと、カードはエラー状態と表示され、「修復しますか」と聞いてきた。修復を選ぶと、無事読み書きが再びできるようになりました(非対応デジカメに差し込んで、修復できず、読めなくなることもあるそうです)。
SDXCカードはずいぶん安くなってきており(ノーブランド64Gbで2600円、SDHCの32Gbで1300円)、そろそろSDXC対応に切り替え時期かと思います。