Vol.686 6.Nov.2015

やっとスマホデビュー USB_OTG(USBホスト)

S やっとスマホデビュー

by fjk

abc657でも述べていたが、P903iで使っている以下の機能が使えるスマホであれば乗り換えようと思っていたが、なかなか決心がつかない状態であった。

<ガラケー>
@ホンダのインターナビとハンズフリーが使えること(BluetoothのHFP、DUNが必要)
Aおさいふ携帯(Edy)が使えること(Ferica)
B鉄道アプリ(Suica)が使えること
CANAのモバイルAMCアプリが使えること
D銀行のワンタイムパスワードが使えること
<スマホ>
Eメールおよびofficeで添付ファイルが見れること(出来れば編集も)
FGPSおよび地図アプリ(ナビ)が使えること
Gカメラアプリのoi.shar(オリンパス)が使えること
おまけとして
H出来ればワンセグが見れること

が、全てを満足するスマホやガラケーの機種が無く、機種交換を諦めていたが、最近p903iの電池の持ちが悪くなり出した。そんな折、パナからP01Hが11月に発売されるとの情報を得た。P01Hはガラケーで@〜D、Hを満足しているが、officeファイルやGPSは搭載していない。また、スマホに消極的であった理由の一つが電池が持たないこと(3日程度)だったので、ガラケーは1週間は持ちそうなので、スマホとの2台持ちにすることにした。

携帯のp903iとは別にWX01でNiftyのwifiMAXを月4,350円(制限なし)で契約しているが、出張や外出時にしか使用していないので使用量はほとんど0に近い。Niftyの画面を見ていると、機種をM01でNifmoを申しこむと、機種代金9,250円、月1,400円(3GBプラン、制限後は200kbp、音声通話契約700円を含む)で利用できるキャンペーン中(M02が出るので在庫処分?)とある。安心保証のオプションを追加しても1,780円/月となる。M02(おさいふ携帯対応)の発売まで待っても良いが、M02はM01より少し大きく(軽いが)、バッテリの交換が出来ない、USBホスト機能がなく、2年縛りがある(M01は音声契約の半年のみ)、M02の機種購入代金が33,334円必要となる。wifiMAXを解約すると19,000円の解約料金が発生する(本体差額は14,334円のプラス)。と言うことで、Niftyに電話をかけて、オペレータと相談していると、「この電話でNifmoの申し込みが出来ますよ」と言うことになり、その場で申し込んでしまった(M01はイオンスマホと同じ)。

M01は注文から3日後に送付されてきた。最近スマホのサイズが大きくなってきているが、M01はiPhon6を少し厚くしたサイズで持ちやすい。microSDメモリと付属のmicroSIMカード、バッテリーを取り付け、電源をONにすると、初期設定画面が表示され、googleアカウント設定などを行うと、シンプルホーム画面が表示された。APN(AccessPointName)はすでNiftyに設定され、LTE接続アイコンがonで、ブラウザアイコンをクリックするとNifmoの画面が表示された。

M01は公衆回線(LTE、3G)の他、wifiでネット接続することが出来る。wifiを使うと料金が無料で接続容量制限も無いので、自宅のwifiが使えるように設定した。さらに、NifMoユーザはNifMoコネクトアプリでマクドナルドなどのBBモバイルポイントも無料で使うことが出来る。その後、メールの設定を行い、さらにGoogleのPlayストアから以下のアプリをインストールした。

@ オフィスソフト(MS-Word、MS-Excel、MS-Powerpoint)
A PDFビュアー(Adobe_Acrobat)
B スケジュール管理(Jorte)
C QRコードリーダー(公式QRコードリーダー[デンソーウェーブ純正])
D 多コーディック対応動画ビュアー(MX_PlayerまたはVLC_for_Android_beta)
E 電子ブックビュアー(honto、vbooksがサービスと停止し、ポイントバックがあったので)。

M01はOTG機能があるので、外付けUSBメモリを挿したところ、メモリは認識されるが標準のKSfilemanagerではUSBは表示されなかった(標準のKSfilemanagerでは、/strage/usbでアクセス可能)。そこで、AstroManagerもインストールしたところ、USBメモリの中を見ることが出来た。USBメモリの解放は、「設定/ストレージ/USBストレージのマウント解除」後に取り外すこと。

Bluetooth接続はインターナビでも使えそうだが、電源容量が少ないのでスマホでは利用しない方針です。abc680で紹介したHIDキーボードで接続できるかテストを行ったところ、無事接続し、パソコンのフルキーボードでM01に日本語を入力することができました。また、折りたたみ式キーボードのリュードRBK-3000BTでも問題なく接続されました。さらに、USBキーボードも挿せばすぐに使うことができました(abc679で紹介したUSB変換器、OTG対応のホストケーブル[100均のものやBSMPC11C01BKなど]を使用)。キーボードは長いパスワード入力時などには間違いが少なく便利です。ただ、BTやUSBのどちらの接続でも、アンドロイドマシンの問題で、入力モードの切り替え(半角/全角)が外付けキーボードではできないので注意(画面で切り替える必要がある)。

デザリングはWifi(10台まで)、BluetoothおよびUSBで可能である。M01でテザリングのパスワードを設定し、テザリングをON(公衆wifiは自動的にOFFになる)にする。接続したいパソコンでWifiポイントをサーチするとM01が検出されるので、接続したい機器でM01のパスワードを入力すると、接続することが出来ました。

NiftyでのM01の購入には音声通話サービスが必須となっており、新しい電話番号を取得することにした。料金はデータ通信プランのみより700円プラス(セットに含む)となるが、携帯電話のようにSMSなどのサービスも使うことが出来る(予備の携帯として利用)。また、ドコモのエリアメールにも対応している。さらに、@Niftyユーザーは200円/月の割引サービスも付いています。

M01では前述のように「おさいふ携帯」を使うことが出来ないが(M02は利用できる)、お金に絡むサービスはガラケーで行う予定なので、M01では不要とした(万一紛失した場合もこの方が安心)。その他、A-GPSを使った地図(google)も使うことが出来る。

保護ケースはレイ・アウトのシリコンケース(RT-AM01C1/B、\782)はボタンもカバーされ、カバーの上からボタン操作ができ、柔らかく全体を保護できるので優れものである。ただ、充電スタンドに置く時はその都度カバーを外さなければならない(でもスタンドで充電できるのは便利です)。ケースのサイズはiphon6用がほぼ使えます(厚みがあるので注意)。

ガラケーについては次回報告する。

富士通arrowsM01 本体と専用シリコンケース
(シンプルホーム画面)
M01用充電スタンド
スマホベルトケース
100均(左)、Elecom(右)
OTG(USBホスト)ケーブル
バッファロー(左)、100均(右)
OTGケーブルを使って
USBキーボードを接続


O USB OTG(USBホスト)

by fjk

OTGとは、パソコンを介することなくUSB機器を相互に接続するための規格で、USBをホストとして使える機能で「USB "On the Go"」とも表記される。このOTGを導入すると、デジタルカメラやスキャナとプリンタ、携帯電話と携帯音楽プレーヤやメモリカードリーダ、PDAとハードディスクやMOドライブなどの組み合わせで、パソコンを介さずに周辺機器同士が直接にデータのやり取りをできるようになる。

OTGを使うにはOTGに対応したケーブルが必要である。普通のUSBプラグは5ピンで、@電源(5V)、Aデータ転送+、Bデータ転送−、C(不使用)、DGNDとなっており、C番ピンは使用しない。しかしUSBホストケーブルではC番ピンがGNDに接続されており、スマホはC番ピンがGNDになっていることでホストとして動作する。すなわちUSBケーブルによってホストとして使えたり使えなかったりするので注意が必要である。

ちなみに、充電用USBケーブルは@番ピンとA番ピン(さらにB番ピンとC番ピンが繋がっているものもある)のみ配線されているので、データ転送は出来ない。


やっとスマホデビュー USB_OTG(USBホスト)