自分の住んでいる場所の過去がどうだっかを知りたく、古地図があれば入手している。たまたま富山湾を検索していると、「北陸の地形」がヒットし、アーバンクボタの出版リストから「北陸の丘陵と平野」(vol.31)を見つけ、その後他のpdfファイルも観させて頂いた。
「富山平野は背後に隆起する飛騨山脈があり前面には沈降する富山湾があり、扇状地だけが顕著に発達し、複数の段丘も発達している得意な地形」と紹介されています。世界でも例をみない海底林の状態やその生い立ち、北陸に分布する最も古い岩石は約20億年前の先カンブリア時代の飛騨片麻岩で日本列島で最も古い岩石であるとか、富山の八尾層群は日本にマングローブがあった証拠が見つかったところ(vol.28)などが紹介されている。また、日本海の海底に延々と伸びる「富山海底谷」の存在(vol.12)など、身近な場所で知らなかった情報を知見することが出来ました。
内容は日本列島全体にわたってデータに基づいて紹介され、瀬戸内海が出来た経緯、熊本地震が起こる理由(vol.22)、大阪城(上町大地、vol.16)や金沢城(小立野台地、vol.31)が地形上から作られた理由などがなんとなく理解できる。
自宅で使っているVistaマシンがフリーズを頻繁に起こすので、OSをクリーンインストールした。Vistaの標準エクスプローラはver6でver9にアップデートするにはOSをsp2にしなければならない。全てのアップデートを行わなければならないが、これには結構時間がかかった。
次に、ボード付属のドライバー(グラフィック、サウンド、ネットワーク、USBなど)、BD用のドライバーなどをインストールし、さらにMS-Office2013もインストールした。
Pdfファイルを開こうとするとAdobeのHPに接続されるが、最新のAcrobatReaderDCはVistaには対応しないとある。VistaにはAcrobatReaderX(既に配信停止)までしか対応していない。そこで、ネットで無料のPdfファイルビュアーを探してみると、フリーのSumatraPDFが見つかり、ダウンロードしzipファイルを解凍後に実行した(インストール不要)ところ、動作も速くPDFファイルを見ることが出来た。
団体旅行で広島(呉)に行く機会があり、呉にある大和ミュージアムを見学した。展示の大和は実物の1/10サイズであるが、近づいてみると、その大きさが感じられる。同行の人と実物はどこまでの大きさだったのだろうと、「あの堤防まで」と外の景色を見ながら話をした。隣の部屋には実物の零戦や小さな回天も展示され、これに乗って戦ったと思うと、戦争のむなしさを感じた。
今回は、隣にある「鉄のくじら館」にも寄ったが、ここは時間が無く写真も撮らずに足早で見学した。目玉展示の実物の潜水艦の内部に入り、潜望鏡を覗くことが出来た。潜望鏡は思っていたより明るく、停泊中の護衛艦などが綺麗に見えた(説明員の方が詳しく説明してくれた)。また、実物大の機雷も観ることが出来た。
広島といえば必ず寄るべき所は、原爆記念公園で、特にこの期間はオバマ大統領が折った折り鶴があると言うことで寄ることにした。記念館の中は修学旅行シーズンでラッシュ時の電車の中の状態でなかなか進めなかったが、資料館の出口近くにさりげなく展示されていた。事前に知らなかったら通り過ぎてしまうところだった。宿泊が公園の近くだったので朝食前に原爆ドームまで散歩した。爆風で曲がった柱を見ると原爆の凄さを再認識した。ドームは真上からの衝撃だったので、その構造が残ったとのこと。