わだかまりも消えた(2003.6.14)

To tell the truth , I didn't want to go to K hospital.
朝、自転車で石動駅まで行き、8:59発の列車で金沢に向かう。
道路が雨にぬれている。百万石祭り、大丈夫?
小雨の中、土谷ロープへと歩く。30分ほどかかって、シャッターに11時から…
高野漆行へ戻る。日本産木地呂漆200g、リグロインを買う。
結局、麻紐を買うのを諦めて、名鉄エムザに向かう。
自分が今、方向を見失っているのは、自覚している。
キチンとした仕事をしておくことが必要だということは分かった。
(第44回石川の伝統工芸展)

金沢駅で階段を下りるとき、滑り止めが目立つので、下りやすかった。
東京でも、階段は歩きやすい。
金沢駅前のビルから地下道に入る階段は、境が見えない。
高岡駅前地下街に入る為の階段は、最悪だ。
灰色の同系色の滑り止め、その上暗い。
下を見ないように下りるが、時々下を確かめないわけには行かない。
歩道などの視覚障害者用のガイドを見ても、非常に不便な感じがする。
ドアが締め切ってある時間帯では、そこまで行ったとき、どうすればいいのだろう?

1:15pmころ、自転車で帰宅。昼食、疲れたので、寝転んでいた。
3時ころ、眼科へ出発、今度は車。
視力検査をして、また暫く待って、4:45pmころやっと先生のところに呼ばれる。
自分からは何も言わなかったが、向こうから、行ったが、時間が遅く入れなかったと話してくる。
気にしてもらっただけでも良しとしよう。
工芸高校の青井美術館が何かよく分からなかった−廊下でつながっているし、、、(廊下は2階)とのこと。
桐沢(医院)の先祖は、輪島出身で塗師屋をしていたそうだ。海に船を浮かべて塗っていたとか、、、
こちらは、本に書いてあった、、、
まだまだ大丈夫だから今回は来てあたらなかったのだろうかなど、心にわだかまりがあった。
話は飛ぶが、自分のraison d'êtreがどこにあるか、それに値することを成し遂げられるのだろうかという不安に常に付き纏われている。
その上、何時くるか分からない期限への不安もある。
元気付けてもらった感じで、わだかまりも消えた。

6/16(月)夕方、Oさんが集金においでる。向こうから、見てきましたよと話してくる。
入り口に近いところにおいてあったので、すぐ「あった、あった」と見つけたそうだ。
着物など、いろいろあり、初めてなので、面白かったとのこと。
8日(日)宮の草刈の時、K井さんが招待状ありがとう、行って来た、すばらしかった、、、
実際、話してもらわなければ、分からない。

S先生は、自分なら浚えて塗り直すと思ったそうだ。
檜の薄板で作る木地でさえ、内に2枚、外に1枚麻布を貼るのだから、2枚造りは止めた方が良いとのこと。
結局、下地でもたせているに過ぎない。
学者のいうことを信用してはいけない、、、
O先生は、できるはずだといっていた。キチンと均一に布を貼りさえすれば。
結局、どういう布を使うかにかかっているだろう。
linenは白色らしい。黄茶色っぽいのがhempなのだろうか。
身の割れが、高台を作ったlinenの麻紐のところで防ぐことができたということは、完璧な素地を作るときはlinenを使うべきだということになるか?
蚊帳はhempで出来ているような気がする。(6/17)

linenは白とは限らないらしい。滑らかであるらしい。
ガサガサしているのがhempとはいえるようだ。(6/19)

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