視野何度について(2002.12.14)

一ヶ月毎に通っている桐沢医院に行く。第二土曜。
障害者何級の基準が、残る視野10度などと出ている。そして失われた視野が90%とか出ている。
正面の180°というふうに考えると、視野が10°しかないなら、1/18の二乗が面積になるから、1/324しか視野が残っていない計算になる。一応、役所が決めている事だから、別の捉え方をしているのだろうと推定できる。
治療法の無い、遅進行性の病気だから、疑問に思った事や悩みを相談するしかない。
泉先生に聞いてみた。
詳しい事は覚えていないが、視野何度とは、角度のことでは無いとのこと。
光学的な別の定義があるらしい。
3月の視野検査の結果を基に説明して下さる。
強く、大きい光を感受できる所が、瞳と少し離れた周辺部とに残っているだけらしい。
自覚症状と一致しないから、油断してしまうのだろう。
検査の時、小さいライトの動きが、目の中心から離れると、消えてしまった事を覚えている。
少し光のレベルが落ちると、もう見えなくなるのだそうだ。暗順応が遅い事なのか?
26歳か28歳か忘れたが、電気工事をしている若い人が暗い所がなかなか見えないと相談に来たそうだ。その人も同じ病気だったそうだ。つい最近のことだそうだ。
2回ほど、杖を二本持って前を探るように少しずつ歩く、同じようなレンズの眼鏡をかけた60代ぐらいの人を待合室で見たことがある。息子や孫がついていた。
私の他にも、この病気で通っている人がいると言っていたから、同じ病気の人かもしれない。
将来の自分の姿なんだなと、、、

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