sombre(2003.1.19)

あの日から、丁度一ヶ月が経ったことになる。
何もなかったような気がすることもある。
このページは、あまり目立たないように作っているので、暗さが際立っているだろう。
現在の生活が不可能になったと感じた時、逆に暗さが消えるかもしれない。
それとも、ますますふさぎ込んでいくだろうか。
病院では、現状維持が出来ると言われてはいますが、励まし以上ではないでしょう。
今日のように、天気が余りよくないと、少しは仕事を多めにします。
紫外線を避けること、しかし、一番したいことは思い切り紫外線を浴びること。
こんなことでは、何時の間にか紫外線に侵されていくだけだろう。

昨日、チャンネルを変えていると、香山リカ(精神科医)さんがでていた。10代のしゃべりば。
嫉妬について話していた。
姉妹間の比較が一番こたえるようなことを発言していた。
相手の欠点ばかりを見つけようとすると話していた。
議題を決めると、全てその語を基準に話をまとめることになるから、人によって意見が違うかのように見える。
言葉の定義が違うというバラバラの地点から出発している。
例えば「自己否定」という語をどう感受するか。
社会的立場ですむ人もいるし、存在自体の問題と感じる人もいる。
幼児体験、そこでの比較が、大きく影響する。
それをどう処理して、生きる道を見つけていくか、そこに青春の悩みがある。
別の見方をすれば、何時までたっても、人の生きる上での苦悩として続く。
具体的な生き方が見つからない限り、出道はない。
人から見た姿と、自分の思い込みは、かなり違う。あまり自分を責めることはない、あなたには良いところがたくさんある、というようなことを香山さんは最後に言っていた。
自分に少しずつでも自信が持てるようになったら、相手の長所も見えてくるとも言っていた。

今朝、センター試験の英語の長文を読んでみたが、これだけ学力が落ちているにもかかわらず、意味は理解できた。
二つの文化を経験していることは、豊かだという意味だろう。
こういう物事の捉え方も、嫉妬の柵から抜け出す手助けになるだろう。

"C'est amusant, hier.… Il me semble que tu sois plus aîné que moi."
"C'est parce que je ne vais pas au coiffeur."
"Tu voudrais te faire raser par moi ?" Ko. s'est moquée de moi. Ses mains étaient très petites.
Un mot que j'ai pris , c'est "la jalousie".Elle était trop belle.(décembre,1969)
自信の無さが全てというところ。

私達が高校生の頃は、駅弁大学とかレベルが低下した、独創性が無いとよく言われていた。
年をとると、自分のことはさておいて、「独創性」を連呼するようになるようだ。
若い頃は、もっと独創性のある表現が出来ないのか、同じことばかり言って、と呆れていたものだった。
権威的なものの威を借りて、自分は何も考えないのは、今も昔も変わりないようだ。

他人の欠点ばかり探すことは、常に嫉妬に発するだろうか。
自分を正義、他人を悪に決め付ける場合も、同じことをするだろう。
嫉妬には、弱さが含まれる。それを認める。
正義は、弱さを隠し、心を高揚させる。
脳の働きはもうすぐ解明できると発言し、研究している学者がいる。
電気信号のやりとりの仕組みが解明できることを指しているらしい。
どういう意味か、よく分からない。
解明された後、脳を持つ個々の人間は何をしていることになるのだろう。
何をしても、感じても、それは何々の電気反応だと言われることになるのだろうか。
悩みは、これこれこういうものだから、ここの点を刺激して、それを解消すればよい、ということになるのだろうか。
洗脳と言われたことより、もっと人間を操ることになるのではないか。
病気治療と、人間操作と、どこで区別するつもりなのだろう。
現在まで人は何故生きるのかと悩むのと、解明されたら何かをすることに何か意味があるのかと悩むのと、どちらが不幸なのか。
脳学者が、何を得意そうに喋っているのか、その電気信号のやりとりの構造を知りたいものだ。
(-1.23)

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