- 2025.12.02 激オモ解消
激オモの原因
前回、Office2021のExcelを使うと、SQL操作が激オモで使い物にならない、という話をしました。原因はMicrosoft.ACE.OLEDB.12.0で、どうしようもないので32bit版のMicrosoft.Jet.OLEDB.4.0を使うことにする、としました。
マジ?!
何気なくこの件を検索していると、
10月時点で激オモ状態が解消された
参考サイト: Excelが大好きだ!(ADO.Connection.Openの遅延問題解消)
との記事を発見しました。ずっとJet.OLEDB.4.0を使っていたので気づきませんでしたが、確かにACE.OLEDB.12.0でレスポンスがよくなっています(JetよりACEの方が体感的に速いような気も)。
プロバイダーのアップデート
さらによくよく読むと、上記の遅延解消記事ではMicrosoft.ACE.OLEDB.16.0というプロバイダーを使っているみたいですね!個人環境のOffice2021(64bit版)の接続文字列リストを取得すると...PS C:\> (New-Object data.oledb.oledbenumerator).getElements() | select SOURCES_NAME, SOURCES_DESCRIPTION
SOURCES_NAME SOURCES_DESCRIPTION
------------ -------------------
SQLOLEDB Microsoft OLE DB Provider for SQL Server
MSDataShape MSDataShape
Microsoft.ACE.OLEDB.12.0 Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider
Microsoft.ACE.OLEDB.16.0 Microsoft Office 16.0 Access Database Engine OLE DB Provider
ADsDSOObject OLE DB Provider for Microsoft Directory Services
Windows Search Data Source Microsoft OLE DB Provider for Search
MSDASQL Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers
MSDASQL Enumerator Microsoft OLE DB Enumerator for ODBC Drivers
SQLOLEDB Enumerator Microsoft OLE DB Enumerator for SQL Server
MSDAOSP Microsoft OLE DB Simple Provider
参考サイト: 工場エンジニアのAccessスキル(接続文字列一覧)
うおぉ〜、ACE.OLEDB.16.0、デフォルトで入っとるや〜ん!!ただ、事務所環境の32bit版Officeでは、上記の通り文字列一覧を取得しても ACE.OLEDB はおろか、Jet.OLEDB すら出てこないんですよ。どういうこっちゃろ?
追記: 32bit版の接続文字列を取得するには、32bit版のPowerShellを使う必要がある、ということでした。上記サイトにもしっかり書いてあるのに... ちゃんと読めよ>自分(^^;;
- 2025.04.10 Excelバージョンアップに際して
Office2021インストール、その後...
Officeのアップデート時、気付かず64bit版が入ってしまい、図らずも対応せざるを得なくなってしまいました。なんとかエラーは出なくなったものの、動作がすごく重いのです。なぜだ...
顧客名を出すだけで
端的なところでは、取引先コードから取引先名を表示する、それだけで30秒近くも待たされてしまうのです。これじゃとても使い物になりません。その原因は... DBアクセスのためのプロバイダー、
Microsoft.ACE.OLEDB.12.0
でした。いろいろ検索してみたのですが、このプロバイダーを使う限り、どうしようもないようです。
備考: 「VBAでデータベースからデータを取得していますが、処理時間が遅いです」など
やーめた
せめて部分的にSQL操作を止め、VBAで処理すれば... とも考えたのですが、今更それもメンドウです。なので、
Officeを32bit版へ変更
しました。メリットも特になく、逆にデメリットしかないのであれば64bit版に固執する理由はありませんし。そしてプロバイダーも
Microsoft.Jet.OLEDB.4.0
に戻します。
64bit版で使うことも
64bit版で動くバージョンを32bit版で実行することは可能でした。今後の保守はこのバージョンでやっていこうと思います。公開版を差し替えるかどうかは... ユーザーさんのご要望次第、とします。もしあれば掲示板までご連絡ください。
補足: そういえば、最近『弥生元帳印刷』のダウンロードはほぼゼロに近い状況が続いているのですが、64bit版Excel非対応であることが原因なんでしょうかね?(もう元帳を印刷する需要がなくなってきたからかと思っていたんですが)
- 2021.06.01 下詰め機能の是非
誰か使ってるヒトいます?
えー、前回の令和対応版の公開から1年以上経ち、まぁ、順調に使い続けている『弥生元帳印刷』ですが、2015.10.10版で実装した「最終頁下詰め印刷機能」について、思うところが出てきました。一応再掲しますと、(データ的に全頁が埋まっていない)最終頁を下詰めして印刷します。趣旨は、少量しか印刷対象のない場合に、空白のある印刷済み用紙を使うため、というセコセコ機能です。必要ない方には全く必要ない機能といえます(^^;)
というものです。
却ってメンドウ?
ワタシ的には、紙の無駄を抑えることのできる機能と信じこの6年使ってきたわけですが、やっぱメンドウっちゃメンドウなんですよね。印刷したい端ページが何行分で、それにあう余剰スペースのある紙を都度探し... という手間がどうしてもかかる。この手間(工数)に見合う節約になっているのか、最初から新しい紙を使った方がいいのではないか...
備考: 今頃気づいたの?というツッコミはなしで(^^;
余白の根源
そもそもこの機能を使おうというきっかけは、ウチの零細事務所的に月間取引量がそこまでない(まずページをまたぐことはない)顧客の方が多いという事情からです。月締めごとに元帳を印刷しますが、いくら余白が無駄とはいえ、前月の続きで今月分のみ追記なんて位置合わせに要する手間を考えたらそれこそ工数の無駄(その折衷案が「下詰め」だったんですが...)
追記
で、ふと思いついたんです。
「追記」でいいじゃないか
と。飽くまでワタシの紙帳簿ではという前提ですが、前述のようにページを埋めるほどの行数がたまらないうちは紙を使いまわし、ページが埋まったら改めて新しい紙に印刷する、ということをしています。なのでどうせ使いまわしなのなら、新月度の分だけを続きとして重ねうちすればいい。つまり追記でいけるよねと。
なんのこっちゃ
というわけで、さっそく「追記モード」を実装してみました。上記の内容では具体的イメージは伝わらないでしょうけども、実際5月度締め時の元帳出力に使ってみたところ、劇的に手間が減りました。前月度まで印刷済みの紙をそのまま給紙すればその続きから今月度分が印刷される(位置合わせ不要)、ページをまたぐ場合はそのページ全部を新しい紙に印刷し直し、という具合です。
私家版にて
イイ感じかな〜と自画自賛するワタシではありますが、「下詰め印刷」同様、必要な機能とはいいがたいので、公開版の更新はしないことにします。もし万一使ってみたいという方がいらっしゃいましたら、掲示板までご一報ください。
- 2019.11.14 新バージョン公開!
正にメジャー!
令和対応版、ようやくの公開にこぎつけました。いやー、長かった...
- 新機能
- 新元号令和対応
和暦使用時、令和に対応しました(今更...)
- 伝票計表示対応
弥生本体にある、「伝票計」形式での出力に対応しました。この形式で出力したものを、拙作『BruteForce入金消込』にコピペすることができます。
補足: 表示形式として、「消費税行以外」を選択することができます。税抜額の集計表が欲しいときに使えるかもしれません(厳密には「税抜」でないことにご注意を)。
- 課税区分表示対応
課税区分を表示するようにしました。不要な場合は非表示にしてください。
- 全会計年度データ対応
前バージョンでは、当会計年度のデータしか扱えませんでしたが、本バージョンから過去の元帳データすべてを処理の対象にできます(必須ではありません)。
注意: ただし和暦使用の場合、平成13年以前のデータはサポート外とします。もしあった場合、令和と誤認識します。今のところ、これは“仕様”です(西暦使用の場合は影響しません)。
ただし...
前々から非公開版での開発過程だけは公表していましたが、そこで述べたについては、今回の公開版からは敢えて削除しました。正直サポートできるレベルになっていないのです。あしからずご了承を(ホントは、検索機能がなければ全年度データを扱う必然性がなくなっちゃうんですけどね^^)
環境移行!
ともあれ上述のとおり、本バージョンの主眼は「令和対応」にありますので、令和対応できない Excel2007 以前では(動作はしますが)実質使い物にはならないでしょう。よって、
サポート環境を、Office2010以降とします
補足: なお、サポート対象といいつつも、Excel2010 ではマクロ実行ボタンが激しくブリンクするという不快な現象に見舞われます。おそらくこの現象と思われ、Excel2010の不具合由来です。MSサイトの方法で回避できるかもしれませんが、検証していません。ちなみにExcel2013では発現しませんので参考まで。
Special thanks to...
そしてそして、今回のバージョンではリリース前のテストにご協力いただいた、
正規ユーザー(笑)、ナカさん
に感謝いたします。今後ともヨシナにm(_ _)m
補足: あ、別にナカさん以外の方が非正規だという話ではありませんから(^^;;;
Coming Soon
新バージョンについては、
Vectorにライブラリ更新を依頼しました。登録されるまで、今しばらくお待ちください。
2019.11.20追記: 更新されました。
- 2018.11.27 Office2013 対応について
Office2013キター
更新日記の方で少し書いたんですが、Office2013をインストールしました。11月度の締めが終わったので、テストもかねて元帳の印刷をしました。その使用感は... 何これ!?めちゃめちゃモッサリで、非常にストレスのたまるものでした。
うわぁ...
ボタンを押すという動作だけでも目で追えるような遅さ。リストボックスで取引先を選択する際のノソノソした感じ... 整形マクロそのものの動きは速そうなのにその前後のインターフェイスの動きがダメダメっす。
補足: 一応自己弁護しますが、Excel2007ならこんなモッサリ感はないんですよ!
Look & Feel
それから見た目。実はワタシ、OSは今でも Windows7 を使っており、なおかつベーシックテーマを(Windows7 ベーシックでなく)Windowsクラシックを使い続けています(つまり未だ Windows2000 の使い勝手から抜けられずにいるワケです)。そんな中でも Excel2013 の見た目は、モダンUI(というんでしょうか)の平らなカンジで、違和感バリバリ。
衣替え
ということで、Excel2013 で使うなら、改造は必須と思います(どおりで最近ほとんど新規ダウンロードもされない傾向になってるワケだ...)。今想定されるのはとりあえず以下の通り。
- Excel97-2000形式からの脱却
今時 xls 形式なんて... ね
- ルック&フィールの今時化
モダンUIを意識したExcelそのものにマッチしたものに(フォントからして、MSゴシックやMS明朝なんて古いんですかね^^;)
基本的に動作そのものは問題ないようなので、そこはなるべくいじるのを避け早めに新バージョンを公開できればと思います。
追記: このモッサリ感ですが、あまりにもひどい。対策について少し検索してみてもあまり有効なものがみつかりません。しかも多くの情報では、2007から2013(あるいは2016)に持ってきただけで遅くなるという... 正直対応しようという意欲が失せました。だったら2007のまま使えばいいやん!と今は本気で思っています(所詮アプリケーションなんて手段にすぎませんし、最新を求めることに元々執着する気もないですし)。問題なのは新年号への対応ですが、実際に改元を迎えてから考えてもいいのかな。
追記: メインメモリの追加により、ある程度の解消をみました(こちら参照)。
- 2018.11.16 弥生販売19対応について
弥生19キター
やっと来ました、弥生19リリース!はたして『弥生元帳印刷』の対応状況は...?データのエクスポート形式の内容を見る限り、項目の移動、追加はないようです(文字数が増えただけ)。すなわち、そのまま問題なく使えます。ホッ(-.-)=3
当然ながら
新しい消費税項目である「軽減税率」が値としては増えていますが、これも公開版(2015.10.08版)では使用していない項目なので関係ないハズです。まぁ、(ワタシの知らない)弥生16以降について、何ら問い合わせもないので多分大丈夫なんでしょう(^^;)
新バージョンは?
てことで、新バージョンの公開、といきたいところなんですが、今度はOffice2007のサポート終了問題が出てしまいました。ワタシは未だに2007を使っているんですが、弥生19がサポートしてくれなくなってしまい、これもきちんとOffice2010以降対応とすべきかなぁと。先ごろ発売のOffice2019を入れてみたい気も...(そうするとOSまでWindows10にしなきゃだし、ちょっと現実離れかな)
補足: 『弥生元帳印刷』で扱うのはエクスポートされたCSVファイルだけですから、弥生本体が2007をサポートしているかどうかは直接関係ないんですけどね。
2018.11.26追記: Office2013 Pro を入手し、インストールしました。通り一遍は動作しました(確認がとれたとは未だ言い難いですが、参考までに)。
- 2017.04.14 やっててよかった
公文式... じゃなくて(^^;
4月ですね。消費税率10%へのアップが...
なされるハズだった4月ですね。いや〜、やっててよかったですワ、弥生元帳印刷の改良。前回(もう去年のことですが)書いた、データ処理のSQL化、それを応用した各種データ変換機能。これは使えますヨ!
何とか現状維持で
弥生小技集にチョコチョコ機能追加をしてることにも関連してですが、現状使用している弥生販売15では、4月から消費税率が強制的に10%化されてしまいます。過去の伝票をコピろうとしても税率が書き換わってしまい、元の8%に戻すのにどれほどの労苦を強いられることか。これを、『弥生元帳印刷』の伝票エクスポート機能を使うことで、8%のまま書き出すことができます。それを改めてインポートすると、この場合は税率は変更されないのです。。
補足: それも手間なのは間違いないんですが、1明細ずつ税率を変更することに比べればハルカにマシです。
まだ公開できません
こんなことなら新バージョン公開をすべきだったんですが、未だ準備が整っておりません。ときどき出るアプリケーションエラーとか、力技でただ動かしている部分の整理とか、つぶすべきイシューはまだまだあるのです。基本的には今度こその消費税アップに対して弥生販売の対応バージョンを購入し、それに『弥生元帳印刷』を対応させてからと考えています。
余談: もしかして、税率アップの前に天皇陛下退位に伴う元号の変更対応版の方が先にきたりして...
- 2016.07.08 サルからヒトへ...
つまつまと
えー、弥生小技集のところでも少し書きましたが、ワタシがココで掲げているエクセルマクロは、(この弥生元帳印刷を含め)すべて弥生販売でエクスポートしたCSVファイルをイジるものです。その基本は、エクセルVBAのOpenメソッドでシートとして読み込み、以降シート上のデータを集計します。実にわかりやすいというか、何のヒネリもないというか。
ザ・開眼!
で、ある日、ヨソ様製のマクロ(オープンソース)を拝見する機会があり、その中で使われていたのが
ActiveXデータオブジェクト(ADO)
だったのです。ADOを利用することで、CSVファイルをデータベーステーブルとして扱い、SQL文による操作が可能となることを、そこで初めて知りました。いや〜、今更ですね、ホントに。所詮元インフラSEのカナシサよ。おそらくこんなことは開発SEなら、いやPGの段階でイの一番に習う内容だろうと推察します。
知識としてはあったんですが
CSVファイルの集計という切り口に関する限り、これら二つの手法の間にはサルとヒトと言ってもいいくらいの進化を感じます。一応、かつて新人研修時代の課目にはDBMSもあったので、SQLのなんたるかぐらいの認識は持っていましたが、まさかCSVファイルに対してSQLで操作が可能などとは夢にも...
美しい〜
そして早速『弥生元帳印刷』に応用してみました。例えば独自まとめコードを使う際の期首残高について。期首残ファイルを読み込んで、まとめコードメンバの期首算を合算する、という動作をセル値操作でやると、ファイルを開いてメンバのコードに対応する残高を一つずつ足し増すようループするという、数行に渡るコードになります(実際になっていました^^;)。しかし、SQLを使えば、
SELECT SUM(前月末残高) FROM Urzn.txt WHERE IN 取引先コード ('0001','0002,...,'000X')
こんな1行で済んでしまうのです!
余談:
そういえば、CSV読み込みすると「数値扱いできる文字列はすべて数値に変換される」という問題に悩まされていましたが、これもADO経由で読み込めば文字列のままイケるのかもしれません。すなわち、コード'001'と'0001'は別物としてくれそうな気が(確認してませんが)。はて、これは対応した方がいいのか放置でいいのか(汗)。
大改変の始まり
...とまぁ、この春先までは単に技術的興味として、SQLで書くとデータの読み込みが(コード上)シンプルになるなぁ、ぐらいの認識でしかありませんでした(前回の日記で書いた時点ではADO版弥生元帳印刷はこのレベル止まりでした)。が、書き出しのための整形に関してもある程度柔軟に対応が可能ということがわかり、VBAコードによる整形は縞模様などの書式や、他一部の数式の設定のみというように分離することができました。
夢は膨らむ
その状態で、SQL文における検索条件をいろいろ入れて試してみたところ、かなり複雑な検索条件、出力条件でも実装上の手間は
あまり変わらず整形可能なことがわかりました。これは偉大なメリットです!まだアイディアレベルのものもありますが、以下のような機能を実装したいと思っています。
- 全会計年度分のデータを対象にしたい
→元帳データをシートに読み込む場合、何万行ものデータが対象となると、エクセル自体のレスポンスが異常に遅くなってしまいます。そのためデータ全てを対象にすることは断念したまま今に至っておりました(Excel2007形式なら回避可能かもしれませんが今更そこまでするメリットもなく...)。ADO版では、SQL文ならではの柔軟性により簡単に実装できました。当会計年度のみならず、過去の全データを対象にした処理が可能となっています。
補足:
対象を全データにすると、検索対象拡充のメリットが当然あります。しかし日常的に使うのは当会計年度分がほとんどなワケで、前年度以前分はデッドウェイトとなる場合が目に付いてきました。そこで当会計年度と前年度以前とはCSVファイルを分離することで、当年度分のみの処理は従前どおりのレスポンスを得られるようにしました。こういうデータ操作もADO版ならラクですね。
10/22追記:
当年度も後半に入ってくると、当会計年度分のエクスポートに30秒ほどかかるようになり、日々更新したい(今入力した売上/仕入伝票をすぐ処理対象にしたい)という要求には少々ストレスを感じるようになりました。そこで当月度と当年度前月以前とを、さらにファイル分割することにします。
- 得意先/仕入先/納入先名称であいまい検索したい
→諸口用のコードを使い、名称を都度入力している伝票が多数あるのですが、その名称での検索ができないことがストレスフルでした。商品名でできることをなぜこれらの項目ではできなくしてあるのか?
補足:
あいまい検索自体は、現時点で実装済みです(つか、SQLのLIKE演算子そのものですから^^;)。過去を含む全てのデータを対象にできたことと合わせ、弥生本体よりもより細かな条件で検索が可能となり、すごく便利になりました。公開版とするために、いかにGUIとして組み込むかという点で苦心しています。
- 7/18追記:
検索時、SQL文による条件指定を直接入力したい
→Outlookのビュー定義にある機能ですが、GUIで入力する全ての条件を無視してSQL文を直接入力することができます。これと同じ(ような)ことを実装しました。AND,
OR, IN, BETWEENやLIKEを使うと欲しい伝票を探すのがラクです〜。
補足:
ただし、現状では「使用可能」というだけで「使いものになる」ところまでは行ってないです(スピードとか条件入力方法とかの点で)
余談:
条件入力フォームからの検索で、ANDやらORやらで検索できると便利なことに気づいたものの、GUIベースでの実装が面倒そうなのでいっそ直接...
という手抜き目的が本音でしたとサ(^^)ゞ
- 目的の明細を含む伝票の、他の明細を含めた全体を表示したい
→弥生本体で、商品名で検索をした場合に出力されるのはその明細行だけになっています。その他の明細もすべて表示してくれれば、伝票再利用の一助となろうかと。
7/28追記:
ゲットした対象伝票のリストを一旦文字列として列挙し、それを改めてINを使ったクエリとして実行するという方法を試した。サブクエリを使わず、2回クエリを発行する方が全然速い(当然といえば当然か)。
- 8/13追記:
伝票計表示モードがほしい
→弥生本体には、明細表示の他、伝票計、月次計形式で表示する機能があります。似たような機能として、拙作の
BF入金消込の方で少々形を変えて伝票計形式の取り込みを行っています。これを元帳印刷の方でも出力できれば両者の有機的連携に繋がると考え、実装しました。
補足:
BF入金消込では、入金伝票は伝票計化はせず、明細のまま出力します。その方が消込には使い易いからです。
8/20追記:
BF入金消込側で列構成変更を行い、そのままコピペできるようにしました。
- 検索結果のエクスポート機能がほしい
→弥生小技集の方ではいろいろやっているのですが、複数伝票のリストをエクスポートし、伝票番号と明細番号を振りなおせば一つの伝票としてインポートが可能になります。同じことを売上/仕入伝票にもできるようにしたいです
補足:
これらのことは、前々から要望としては持っていたのですが、シートからデータを拾うやり方ではコードが複雑になりすぎ、かつ汎用性を持たせるのが難しそうということで初めから手を出しを控えていました
→11/21追記:
エクスポート形式として、見積、受注、発注の各伝票形式を選択できるように拡張。便利〜。
正にメジャー!
以上のような機能が実現できれば、内部のエンジンが新技術ADOに替わっていることも加えて、前回の印刷機能拡充などとは比較にならない、正にメジャーバージョンアップとなります(まぁ、今年中ぐらいには形にしたいなぁ、と)。ここでドラマ「下町ロケット」のセリフを思い出します。
「昨日できなかったことが、今日できるようになる。それが技術の力だ」
いやー、最近このコードを弄って、日に日にできることが増えていくのが楽しくてしょーがないっスわー。
- 2016.04.25 もっと薄く!
バグってる...
先日、プリンタのトナーを再生品に入れ替えました。その結果の印刷がミョーに濃く、しかもプリンタ側で濃度調節できないということが判明。元帳印刷時の縞模様が濃すぎて文字が見づらくなってしまっていました。対処として縞模様の色をもっと薄くしようとしたのですが...
ナンかうまくいきませんでした...
名残か
おそらくExcel2000乃至Excel2002から引きずったコードのせいだと思われます。セルのプロパティで、背景色絡みのプロパティが変わっているようです。これも一応デバッグはしたのですが...
Excel2007で動くコードにすると、Excel2000では動きません。さてどうしたものか。これを機に、改めて対応環境をExcel2007以降にしてしまうしかないのかな、と考えています。
早よ決めぃ!
前回も述べましたように、H29年の消費税制改正に対応してメジャーアップを予定している(それまではよほどのことがない限り、あるいはユーザーさんからの直接の要望がない限り公開版を更新する予定はない)ので、バグフィックスは気長にお待ちを、ということで何卒。とはいうものの、税率引き上げの件、ホントどうなるんですかね。早く決めてくれないと、弥生のような業務ソフトの対応に遅れが出てしまうじゃないですか。ひいては『弥生元帳印刷』にまで影響が出るんだから、困りますね!<シランガナ^^;
追記: 税率改正再延期キター!今から3年半はこのままイケるワケですが...
どうすっかなー。集計エンジンをADOで書き換えたバージョンが手元では既に数ヶ月前から稼動中なんですが...
多少処理が速いだけで表面的な機能は変わってないので...
- 2016.03.01 うるう年
バグってる...
今年は4年ぶりのうるう年ですね。前月、今月などの期間指定部分で、月末日の算出ルーチンがバグっており、うるう年の場合の2/29を算出できませんでした。一応修正はしましたが、うるう年の2月、3月しか顕在化しないバグなので、公開版の更新は必要ないかと考えています(任意期間で直接指定する回避策もありますし)。
消費税制改正
まぁ、来年の消費税率アップに合わせた改変が必要になるんだろうなーとは思っています。そのときには、このうるう年対応も含めたメジャーアップ版をお届けすることになると思いますのでよろしくお願いします。
- 2016.01.27 オートメーションエラー
いきなりキター
先日、いつものように『弥生元帳印刷』を立ち上げたところ、いきなり掲題のエラーが出てデバッグモードになってしまい困惑しました。何もしていないのに?!
WindowsUpdate
結論から言うと、Excel2007でWindowsUpdateをかけた影響らしいです。ググってみると対処法はいくつか見つかりますが、ワタシの場合は以下の内容(元記事:
Microsoft コミュニティ)に従った結果エラーは解消できました。
アップデートによって、プログレスバーコントロールが入っている [ mscomctl.ocx ] というライブラリが修正されています。この修正でライブラリのインターフェースが変更されていますが、PC上に修正前ライブラリのインターフェース情報(exdファイル)が残っている為にエラーになります。
Officeを終了させてから、mscomctl.ocxのタイプライブラリのキャッシュファイル(MSComctlLib.exd)を削除すれば直ります。削除しても、次回 mscomctl.ocxを使用(プログレスバーコントロールを挿入)した際に自動的に新しい内容で再作成されます。
『弥生元帳印刷』ではプログレスバーは使っていませんが、別のコントロールのためにmscomctl.ocxを使っていて同じ不具合が出たようです。
- 2015.10.10 新バージョン公開!
チリも積もればメジャーアップ
6年ぶりとなる更新です。なんということもない機能の追加とか細かなバグフィックスとかを重ねてきていましたが、ふと思い立って印刷機能を拡充し、メジャーアップ版公開の運びと相成りました。
- 新機能
- 独自印刷フォームによる、印刷対象の絞込み機能追加
整形後の印刷フォームを作成しました。以下の機能を盛り込んでいます
- 印刷範囲を指定可
エクセル標準の印刷フォームをまね、開始頁、終了頁を指定して印刷できます。最終頁番号は(標準フォームと異なり)自動的に設定されます。
- 更新頁を自動判定可
ワタシの帳簿更新方法としてですが、月ごとの更新(追記)分は、前月の続きから出力しています。前月の最終頁を、今月分を追記した頁と差し替えるというものです。これを自動で判定する機能を実装しました。
- 印刷諸元をともなう頁リストから、印刷対象を部分的に指定可
全頁をリスト表示。各頁の諸元として、繰越残高、繰越時伝票番号を付記しました。部分印刷対象の選択にお役立て下さい。
- 最終頁下詰め印刷機能
最終頁のみ下詰め印刷をするかどうかのチェックボックスを設けました。機能としては読んで字のごとくなんですが、これにチェックを入れて印刷をかけると、(データ的に全頁が埋まっていない)最終頁を下詰めして印刷します。趣旨は、少量しか印刷対象のない場合に、空白のある印刷済み用紙を使うため、というセコセコ機能です。必要ない方には全く必要ない機能といえます(^^;)
- 単位列を数量列の右側にも表示
以前掲示板で問い合わせのあった件ですが、なぜか弥生販売の元帳は、単位が数量の前(左)に表示されています。これを右側にも表示するように拡張しました。使用に際しては、不要な方を非表示にしてください。
- 期間選択に関する拡張
- 「前月度まで」を指定できるよう拡張
月締め処理の一環でこの元帳印刷を行う場合、だいたいが翌月度に入ってからのことが多いです。弥生本体には、(当会計年度の)前月度までという選択肢はないのが不便でしたので、拡張しました。
- 仕入先元帳に関して、仕入先毎の締日(締グループ)を認識するよう拡張
(これに伴い、仕入先台帳ファイルが必要になりました)
- 独自まとめコードの場合、定義時のトップにある取引先の締日を全体の締日とする
- バグフィックス他
-
伝票としては別でありながら、伝票番号は同一にできるという謎仕様が弥生販売にはありますが、これに対応しました(今まではひとつの伝票として合算されていました)。
追記: この開発記を読み返して気づいたのですが、はるか昔、
2003年に同じバグをフィックスしたことになってます。なんでだろ?(^^;;;
-
入金伝票の区分コードが表示されていなかったバグを修正しました。つか、開発当初から今の今まで気づかず運用してきて特に問題もなかったんですけどね(^^;)。
- 本体ブックを閉じても台帳ファイル等が開きっぱなしでしたが、同時に閉じるようにしました
- 整形実行後、ステータスバーがおかしくなるバグを修正しました
環境移行?
実は、本バージョンをもって推奨動作環境をWindow7SP1+Excel2007SP3以降とするつもりでした。すなわちワタシの開発環境がこれに移っており、製品サポートがとっくに終了されているOffice2003以前はもうよかろうと。しかし!
Office2007ですら既にサポート終了してることに今更気づきました(汗)。
訂正: MS
Officeサイトによると、Office2007はまだサポート終了していないとのことです。あれ...
何でこんな勘違いしたんだろう...(^^;)ゞ ちなみに、Office2003は(OfficeXP以前と異なり)「サポートは終了しております」の文面になって
いないため、一見するとサポート継続中かと思われましたが、期限が2014年ということで、やはりサポート終了してますね
一応動くみたいです
どうせサポート終了環境で開発しているのならと、改めてExcel2000で動かしてみましました。当初はエラーも出ましたが、何とかデバッグ。さらにそのままで問題なくExcel2007でも使えますね。検証の結果、今のところ以下のバージョンで動作確認済みです。
- Excel2000 SP3
- Excel2002 SP3
- Excel2007 SP3
Coming Soon
新バージョンについては、
Vectorと
ExcelFactoryさんにライブラリ更新を依頼しました。各所で登録されるまで、今しばらくお待ちください。
10/15: Vectorで登録されました
- 2009.03.04 お待たせしました(^^;
すぐみたいなことを言っときながら
遅くなりましたが、マイナーアップバージョンをお届けします。
前回お知らせしたバグの修正と、印刷項目の追加が主な内容です。
バグフィックス
- 前月繰越欄の式を毎回設定するように修正
- 1明細が2行に渡るとき、単位が上の行に出力されるバグを修正
- 弥生07以前のデータを使うと正常に動作しないバグを修正
このバグも前回の2008.12.15版で埋め込んでしまってました(が気づかなかった^^;ゞ)。ご迷惑をおかけしました(_
_)。
拡張
- 「規格・型番」「色」「サイズ」の各項目を印刷するように拡張
新しく表示列を追加しました。その関係で元々の列幅を縮めましたので、不要な場合は列を非表示にし、適宜幅調整を行ってください。
- まとめコードの別名利用TIPS公開
まとめコードのメンバーが1個だけの場合、印刷結果にまとめコードは表示しないように変更しました。これにより、元帳整形で取引先を指定する際、取引先コードを(利用者自身に)わかりやすい別名で表示する目的で使用することができます
(詳しくはまぬあるを参照の上、テキトーに使ってみたらわかります^^;)。
四方山話
当サイトの掲示板をごらんの方はだいたいの経緯がおわかりと思いますが、今回表示項目に加えた「規格・型番」「色」「サイズ」は、弥生本体の元帳の印刷書式である「A4単票(横)」では印刷できません。ワタシはその項目を弥生導入当初から使っていなかったので問題なかったのです。
商魂たくましく!
今回要望によりその出力を行うにあたって、弥生本体ではどうなっているのかと思ったら、「332007
兼用元帳」など他の書式を使わないと出力できないんですね!しかも他の書式といったら、罫線が入ってないから印刷する用紙(
弥生株式会社のサプライ品)を買わなければいけないという... 困ったモンだ(^^;;
備考: ちなみに、上記の「332007
兼用元帳」は頁あたり、たかだか27明細しか印刷されません。対して『弥生元帳印刷』はデフォルトで60明細です(どうとでも設定次第ですが)。まぁ、情報量に差があるとはいえ...
どうなんでしょうねぇ?
有力情報
ところで、この度(たび)の対応のなかで、弥生販売03のデータで動いているという情報を寄せていただきました。ありがとうございます>ケンさん(_
_)。引き続き、05、06、09での動作状況について、ご存知の方はお知らせくださいませ〜(^^)/~
例によって
新バージョンについては、
Vectorと
ExcelFactoryさんにライブラリ更新のメールを送りました。各所で登録されるまで、今しばらくお待ちください。
3/12追記: Vectorで更新されました。
余談(?)
ちなみに、独自まとめコードをインプリしたときから思ってはいるんですけど...
「先頭に"_"(アンダースコア)がついてたら独自コード」
ってルールですが...
元々の取引先コードがこうなってる方、いらっしゃいますかねぇ?そしたらうまく動かないと思うんですが...
ちょっと実装上テヌキしてるんスよね(^^;)
- 2008.12.18 2008.12.18バグフィックスのバグフィックス
やってしまった(T_T)
未だ公開版の更新はなされていない今日ですが、バグを発見しましたのでとりあえずお知らせします(>_<)。
12/19追記:
Vectorで(15日版に)更新されました。ワリと早かったなぁ。
バグフィックス
- 前月繰越欄が空欄になっている
15日版で、公開のために不要なデータを削除していく過程で、必要な式を誤って消してしまっていました。
- 1明細が2行に渡るとき、単位が上の行に出力される
明細行に備考が含まれるとき、この明細は2行に渡って出力されます。その際、単位が改行前に出力されていました(これはずっと以前からのバグ)。
運用的回避法
前項の前者、「前月繰越欄」に関しましては以下の方法で回避できます。
「設定」シートの「期間内に取引がないとき」の設定を「印刷する」に設定する「得意先元帳」「仕入先元帳」の各シートで、取引のない取引先の集計をする
備考: 手っ取り早くいうと、前月繰越欄に"=P2"という式を設定していただければいいんですが(^^;)
後者に関しては... まぁ、今まで気づかなかったことですし(^^;)。
どしよっかな
以上のように、致命的なものではありませんし一応の回避方法もありますので、慌てて公開版を更新しなおす必要はないかな、と勝手に思っております(←テヌキ^^)。
早々に機能強化が
今、ユーザーの方から要望として、
「規格・型番」項目を印刷して欲しい
という声が上がっています。検討を始めたので、いずれバージョンアップで更新はしますから、今回のバグフィックスはそこに含める方向でいきたいと思います。
- 2008.12.15 バグフィックス
進化してます
お久しぶりでございます。当サイトの掲示板をごらんの方はご存知と思いますが、前回のアップデート以降、不具合報告をいただき修正を続けて参りました。ようやくそれがまとまりましたので、アップデート版を公開します。
バグフィックス
- 請求先を別の得意先に設定している得意先が、
一部出力できなかった不具合を解消
前回フィックスしたはずの別請求先設定関係のバグが取りきれていませんでした。前回と同じ例で言えば、本店より若いコードの支店データが入っていると、その支店のデータが出力されませんでした(支店のデータばかりなら問題なし)。
拡張
- 自社会計期間の設定に対応
これまでは月度の取り扱いが1〜月末に固定となっていましたが、自社会計期間を設定することにより、それに準じた日に月計が出力されるようになりました。
- 取引先コード、集計期間をリストから選択可能なように拡張
取引先コードは、期首残シートを参照してリスト化しています。集計期間は、原則として弥生販売07本体に準じた方法(「今月度」「当会計年度」などをリストから選択する)で指定することができるようになりました。
- [集計]ボタンを配置
マウスオペレーションだけで集計動作が可能となりました。
またしても
上記の拡張機能で「自社会計期間の設定に対応」というのは、またしてもワタシ自身は使っていない(というか、別の設定でどこに影響するか想像できない)機能だったため、要望にお応えする(問題を理解する)のに少々手間取ってしまいました。ともあれ、無事対応できたことはよかったと思います。
まだまだ
もう弥生09の案内もきていますが、新しいバージョンやワタシが使っていない機能について、いろんな方に使っていただいて、それらに対する不具合や要望にこたえていけたらと思います。ユーザーの皆々様、ぜひともフィードバックをお願いいたします。
例によって
既に
Vectorと
ExcelFactoryさんにライブラリ更新のメールを送っています。各所で登録されるまで、今しばらくお待ちください。
- 2008.07.14 限りなくバージョンアップに近いアップデート(^^;
満を持して?
お久しぶりのアップデートです。バグフィックスメインの、それに伴う仕様変更。それとちょっとした機能追加です。詳しくは
まぬあるファイルをご参照いただくとして、ここでは概要とイイワケを述べたいと思います(^^)。
バグフィックス
- 請求先を別の得意先に設定している得意先が、一切出力できなかった不具合を解消
詳しくは後述しますが、例えば支店の売上請求を本店でまとめているような場合、支店の売上データを印刷することが全くできないバグがあったのです...
- 伝票番号が、32,767を越えるとオーバーフローになるバグを修正
ワタシのところじゃアリエナイ数字だったので見過ごしてました。弥生07では伝票番号は8桁まで使えますから、簡単にオーバーしますよね...
つか、弥生02の6桁だってオーバーするっつの。おそらく、コレこそが
3年前に指摘のあったバグなんでしょうねぇ... 今さらでスミマセン(_
_)。
拡張
- 複数取引先の混在印刷時に、まとめコードを使用する機能を追加
複数取引先をまとめて印刷する機能自体は前回のバージョンアップ時に追加された機能ですが、毎回カンマ区切りで複数取引先を指定するのではなく、独自に“まとめコード”を設定しておくことにより、そのまとめコードを指定するだけでそれに含まれる取引先全てを印刷することができるようになりました。
補足: これに伴い、カンマ区切りで複数の取引先コードを列挙する方法は廃止しました。
- データファイルを『弥生元帳印刷』ファイルのカレントフォルダから読み込むように変更
いちいちデータパスを指定せずとも、全データファイルを『弥生元帳印刷』と同じフォルダに放り込んでおけばよくなりました(従来どおり、データパスを指定して別フォルダにデータを置くこともできます)。
- 納入先台帳、仕入先元帳は必須でないように変更
納入先台帳は使用していないのにダミーを用意する、などというムダなことはしなくてもよくなりました(^^;)。さらに、スタンダード版をお使いの方などで仕入先元帳自体を使っていない方も、買掛残データ等を用意する必要はなくしました。
- 最終取引日付を表示する機能を追加
印刷とは関係のない部分ですが、月次処理的に印刷をかけている場合、前回印刷した以降に取引のない場合は印刷しなくていいというような場合が(少なくともワタシには)あります。そういうとき、わざわざ整形内容の方を確認しなくともいいようにしました。
き、気づかなかった...
当サイトの掲示板上において、ユーザのおひとりであるナカ様より『弥生元帳印刷』の欠陥をご指摘いただき、今回の改変がスタートしました。弥生販売07(08も含む(以下同様))で弥生02とは仕様が変わってしまっている、請求先コードの指定に関連した部分です。作者であるワタシは、たまたまその機能を使用していなかったものですから、全く気づかずにいました。
補足: ちなみに、この仕様変更が弥生販売のどのバージョンで行われたは分かりません。ワタシの環境が02→07へのバージョンアップだったこと、またワタシの使い方ではこの仕様変更は影響がなかったことにより、認識が遅れました。
まとめ請求
上述のとおり、その機能とはある得意先に対する請求を他の得意先にまとめる機能です。弥生07では、支店の請求先を本店に設定するなどしていると、売掛残はすべて本店に累計されるようです。この場合各支店ごとの情報は、金額はおろか得意先コードすら全く表に出てきません。コレが『弥生元帳印刷』では致命的でした。
得意先マスター役
弥生02では、支店だろうが本店だろうが売掛残データに全ての得意先コードと売掛残高が出力されました。『弥生元帳印刷』は、このファイルを得意先コードマスターとしても扱っていたのです。得意先コードが正しいかどうかのチェックはこのデータと照合していました。
本来のマスター
弥生07ではまとめ請求をしている支店のコードは売掛残データには載りません。そのため、支店の得意先コードを正しく入力しても、「得意先コードが不正です」というエラーとして処理されてしまう結果となりました。この問題の対処として、得意先台帳を使用するようにしたのが今回のアップデートです。
エンジンはあったからネ
それにしても、この“まとめ請求”というヤツ、どっかで見たことありませんか?そう、前回のバージョンアップで、複数取引先をまとめて印刷する機能を追加したところだったんですよねぇ。これは全くの偶然で、この機能が既にできてたおかげで弥生本体のまとめ請求機能に対応させるのはワリと簡単だったというのがプログラマ的にはうれしかったっす。
余談: 考えてみると、弥生本体の機能であるコレを使えば、小口得意先のまとめ印刷程度は実現できそうですね。無駄なことを...
ぃゃぃゃ、仕入先元帳には通用しないしぃ、独自機能としての意義はあるってことで何卒(←誰に言ってんだか^^;)。
少々お待ちを
既に
Vectorと
ExcelFactoryさんにライブラリ更新のメールを送っています。各所で登録されるまで、今しばらくお待ちください。
それまでにバグが見つかるなんてことになりませんように...(-人-)。
7/16追記: ExcelFactoryさんで新バージョンに更新されました。上記リンクよりたどっていただけます。
7/22追記: Vectorでも更新確認しました〜。
- 2007.09.19 メジャーバージョンアップ
新バージョン公開!
えー、長らくお待たせしておりました。前回予告しておりました、『弥生元帳印刷』の新バージョンですが、ようやく公開の運びとなりました。弥生販売07対応をはじめ、新機能も盛り込んでおりますので、旧バージョンをお使いのユーザ各位におかれましては、是非ともご利用いただきたいと思います。
拡張
- 弥生販売07対応
ナンと言ってもコレです。04以前のデータでもシームレスに読み込めるようにしています。
お願い:
弥生05、06のデータについて、作者の手元に環境がないため、動作検証ができていません。動作状況をご存知の方是非ともお知らせください。ご協力お願いします(_
_)。
余談:
03については、02、04でそのまま動作したため、おそらく大丈夫であろうと楽観視しています(^^))
- 複数取引先を混在させて出力
これは弥生本体にはない機能です。取引量の少ない取引先をまとめて印刷するときに便利です。
- 伝票の取引先名の出力
弥生販売では、伝票入力時に取引先コードに関係なく、取引先名を自由に変更することができます。この機能は、伝票ごとに設定された取引先名を全て元帳上に出力するものです。前項の、複数取引先印刷を使用したときに主に使用します。
- 縞模様に使用するパターンの指定
これは
2005.06.30版(未公開)で実装したものです。公開版としては始めての機能となります。
- 強調フォントの適用を選択
「メモ」「適用」「入金伝票の
備考部分」の各欄について、強調フォント表示を行うかどうかを選択できるようになりました。
- 印刷最終頁の出力行数を表示
元帳の印刷とは直接関係ありませんが、端数頁に何行の明細が出力されているかを表示するようにしました。これにより、端数頁を印刷する際に余白のあるきれっぱしを使うようなこともできるかと...(^^;)
バグフィックス
- 税込価格を意味する"*"が表示されていなかった不具合を修正
- 数量、単価の少数以下が正しく表示されていなかった不具合を修正
- 処理スピードの向上
システムイベントの処理率を下げることで、処理スピードが格段に向上しました(逆に言うと、今までえらくムダなことをしてた^^;;)。
やれやれ
いや〜、それにしても直に公開できるようなことを書いておきながら、4ヶ月以上もお待たせしてしまって申し訳ありませんでした(_
_)。まぬあるの更新履歴を見ていただければわかるのですが、その後不具合が続出。新しい機能のアイディアなんかも浮かんできてしまってしばらく修正にかかりっきりでした。そのうち本業の方が忙しくなり...
ま、イイワケしたってしゃーねーんスけど(^^)ゞ
少々お待ちを
今回のものは、(単なるアップデートでなく)バージョンアップと呼べるほどの機能拡張だと自負しています(バージョン番号制にしてないので目立ちませんが^^)。既に
Vectorと
ExcelFactoryさんにライブラリ更新のメールを送っています。各所で登録されるまで、今しばらくお待ちください。
10/2追記: 両サイトとも新バージョンに更新されました。上記リンクよりたどっていただけます。
- 2007.05.08 弥生販売07対応!
新バージョン
先日、弥生販売の新バージョン07が発売になりましたね。ウチの事務所、どうしようかなーと思ったんですが、思い切って優待バージョンアップを受けました。と、言うわけで!我が『弥生元帳印刷』も
弥生07に対応してバージョンアップ
です!
対応してません
わざわざバージョンアップせにゃならんということはですねぇ、現行バージョン(公開版では2005.02.14版)は07に対応してないということなんですね(^^;)。弥生07では、元帳をエクスポートしたデータのフィールドが若干増えていますので、今のままではエラーになります(07のキモである(?)、入金消込機能との関係かなぁと想像してますが)。
Coming Soon
現状で、ベータ版レベルにはなっています。自分で4月度の締め処理に元帳出力してみた中で、潰せるだけのバグは潰したつもりです。あとは、マニュアル等を整備すれば公開できるんですが...
求む、ベータテスター
ただ、自分以外の環境で使ったらどうなるかという不安はある訳でして、特に西暦表示のデータだとどうなるとか、他のバージョンだとどうなるかとか、どなたかテストにご協力いただけるとありがたいのですがねぇ(期待はしませんがT^T)。
自己テスト
特に要望のない限り、公開は来月辺りにしようかと思っています。5月度の出力もやってみて、その間に07の他の新機能やなんかも試してみて、それで問題がなければ公開、というような予定です。
余談
それにしても、07でも『弥生元帳印刷』は必要ですよ!もしかしたらもう無用の長物になるような印刷機能強化がなされてるかも、なんて淡い期待をしていたんですが、予想通りそれはありませんでした。やはり専用用紙が売れなくなるような機能の追加はされないようです(^^)。
- 2005.06.30 色、網掛けの指定
プリンタ依存?
先日、たまたま別の環境で元帳の印刷を行う機会があったのですが、縞模様となるべきパターンが薄くてほとんど見えないような状況でした。ある程度濃くないと全く意味がなくなってしまうので、色を指定していた部分を直接いじっていろいろ試していたのですが...
困りますね
モノクロレーザーへの出力だったワケですが、事務所にあるプリンタと同じメーカーのもの(で、グレードがずんと上)だったにもかかわらず、同じ色のモノクロ化の度合いが違ってしまうとは思いませんでした。まして他社機をお使いの諸ユーザさんはお困りでないかと思った次第。
拡張
- 縞模様に使用する色、網掛けパターンを選択できるようにした
挙手願います(^^)
まぁ、VBAの読める方で自力で解決されてる方も多いかと思います。チョー便利な機能が増えましたってほどでもないので、敢えて公開版を更新する必要はない気もしてます。このバージョンアップ版があったらいいなという方、いらっしゃいましたら掲示板までご要望を(^^)/~
- 2005.04.10 オーバーフロー
そんなにないとは思いますが
掲示板に書き込みいただいた情報より、使用中にオーバーフローする不具合があることがわかりました。弥生本体からエクスポートしたデータファイルのうち、元帳データの明細数が32,767件を越えるものを読み込むと発生することを確認しております。
だって...
ちなみに、ウチの事務所のデータですと3年半分のデータ全部でも16千件強程度でした。上記の数値を超えない限りエラーは発生しないので、実害はないと思いますが...
と、とりいそぎご報告させていただきましたが、どうやら他にもオーバーフローとなる原因がありそうです。ソチラの方も調査しフィックスでき次第アップデート版として公開する予定です。
6/30追記: そーいや、「他にもオーバーフローとなる原因」は、その後1ヶ月程暇をみて追っかけてみてたんですが、どうも見つかりませんでしたので、調査は終了しています...
- 2005.02.15 新バージョン公開!
拡張
- 年表示形式(西暦、和暦)を自動認識するように変更
この変更に伴い、設定項目を廃止しました。
バグフィックス
- 取引先コードが数字のみ(英字を含まない)だと正常に動作しない不具合を修正
えっと... ウチの事務所では取引先コードに英数字を使っていまして、その場合はなんの問題もなかったのですが...
今回のアップデート後に動作検証をしてまして... そしたら掲題の場合にマトモに動いてなかったんです...
おっかしいなぁ、こんな明白な不具合を見過ごすワケないと思うんだけど...
ご利用の諸ユーザさん、なんともなかったですかあ?おかしいと思ったらご指摘くださいネ〜(_ _)。
他にないですか?
弥生販売で使用しているコード(取引先コードとか商品コードとか)に数字のみを当てている場合、エクセルの仕様(?)で、どうやっても文字列としては取り込めません。つまり、弥生本体でゼロ詰めの3ケタに設定していて「001」になってほしいところが、弥生元帳印刷ではただの「1」になってしまうのです。この辺、不都合ありませんか?もし要望があれば何か考えてみようと思いますが...
どういうやり方がいいのかは実際に使う方のご意見がいただきたいです(作者は使わない機能なので^^;;)。
2/22追記: ようやくベクターから更新の連絡がありました。2004.06.30版のダウンロード総数が380(増分82)って...
ええッ?!今月通常の倍ぐらいですよ?な、なんでだろう...(?_?)
- 2005.02.08 マイナーアップデート
拡張
- 対象期間に取引がない場合、繰越のみを印刷する機能を追加
これまでは、「データがありません」という表示だけで終わっていましたが、弥生販売本体にあるような、「取引がない場合でも印刷」をするかどうかを選択できるようにしました。「印刷しない」を選択すると、これまでどおり何もしません。
バグフィックス
- 取引がなく、シートが更新されていないときでも「印刷しますか?」の確認ダイアログが出ていたのを修正
まぁ...
これまでは実害はないということでほったらかしてたんですが(^^)、今回の拡張を機に直しました。取引がないときに「印刷しない」を選択していると、「取引がない」旨のメッセージを表示して終了します。
四方山話
今回の機能追加は、H16年の締めで全取引先の元帳を印刷していたときに不便を感じたためです。普段は取引のないところはパスしてよかったのですが、最後なので「取引なし」という結果を印刷する必要があったワケです。でも、『弥生元帳印刷』ではできない...
とりあえずは、弥生販売本体の方で出力しましたけど、やっぱ全部コレでやりたいよね、ということで。
少々お待ちください
というワケで、ちょっとした機能追加をやってみたんですが、公開は少々お待ちください。前回のバージョンアップ時に、デバッグしたはずがエンバグしていたというポカをやらかしてますので(^^)ゞ、数日自分で使ってみて問題がなければ公開したいと思います。
- 2004.12.10 設計意図さえ理解不能!
現実逃避的に
ホントは年末を控えてやるべきことは多々あるのだが、なーんかやる気がしない。でも単にサボってると思われるのもアレなんで、ひさびさに「弥生元帳印刷」の改造をやってみようかと思った次第(^^)。
なんといっても...
改善点として真っ先に挙がるのは、初っ端ファイルを開くとスグに出る「ブック内のリンクを更新することができません」とか「他のファイルへの自動リンクが設定されています」とかってメッセージを出なくすることだろう。実際作者自身もうざったいと思いつつ、手抜きを決め込んでいたワケで...(^^)ゞ
はぁ?!
コレの直接の原因は、実際他のファイルへのリンクが張られているからにほかならない(コードから会社名を拾ったりしている)。一般的に考えて、他のファイルへのリンクが存在するにも関わらずソレを知らずに使おうとして四苦八苦させるくらいなら、有無を言わさず警告を出そうとするのは、まぁわからなくもない。しかし、ソレの警告は出さないようにする方法が(正攻法として)ないってのはどうよ?!
信じらんネェ!
ちょっとネットで検索してみたが、工夫次第では方法がないワケでもないようだ。しかしなぁ、「参照しているファイルを開いてないとダメ」ってメッセージや、強制的にそれら参照ファイルを開くという行為を、フツーにユーザ側でハンドリングできないってのは意味がわからん!
フツーなら
そもそもアタリマエの考え方として、参照先ファイルを事前に(元ファイルから参照がかかる前に)開いておけばいいジャン!ってのは当然だろう。しかし、ソレができないのだ(フツーには)。開発者はどんなファイルを開いておかなければならないかはわかってる。だったらナニよりも先に参照先ファイルを開くという事前処理をしようという設計は当然ではないか。ソレを禁じるどんな理由があるというのだ?
2002から
Excel2002からは、メッセージを出なくすることは可能なようだが、ワタシのメイン環境はExcel2000なのでその選択肢は却下せざるを得ない。そもそもなぜその機能を盛り込むのに2002まで待たなければならなかったのだろうか。Salonでもなんども見た話題だし、古くはExcel95の環境で既に質問が挙がっていたようだ。ほーんと意味不明!
そんなワケで
やっぱExcelってまだまだ奥が深いっすワ。ちゃんと調べりゃできないハズはないと思ってたコトが、実はホントにできないんですからねぇ...
- 2004.11.26 おっ?!
ひさびさ
DLレポートを見てちょっとビクーリ。BF消込の方は相変わらずなのに、コッチはDL数が持ち直してる。ようやくバージョンアップ版に気づいていただいたというところだろうか(^^)。アクセスログを見てても、ベクターやExcelFactoryから来ていただいている方もチラホラいらっしゃるようである。くどいようですが、BBSまで感想等書き込んでいただけると作者のモチベーションが上がったりする効果があったりしますのでヨロシク(_
_)。
- 2004.08.25 2001でも使えます
耳寄りじょーほー
あるユーザさんからいただいた情報によりますと、「弥生販売2001」のデータでも問題なく使えるらしいですヨ。お試しあれ。
自業自得とはいえ...
『弥生元帳印刷』については、まぬあるでサポート拒否を謳ってしまっており、当然といえば当然なのだけれども、感想・質問・要望等の反響が来たのは先日の「超初心者」さん他ごくごく少数の方々からのみである(^^)。とりあえずBBSに書き込みしてみてください>要望のある諸ユーザ方。時間の許す限り、かつ作者の能力にみあう限り(^^)は対応させていただきますので...
DLレポート
ふーむ、前バージョンと比較して、特にダウンロード数が増えるでなし減るでなし。「西暦」や「タブ区切りデータ」なんかの対応で、新規ユーザが増えると思ってたんだけどねぇ...
- 2004.07.09 ご迷惑をおかけシマス
22...
今日、さらなる新版登録の連絡が来ました(例によってまだ反映はされてないデス)。うーむ、2004.06.23版のDL数が22件あるそうです。再度お願いします。2004.06.30版が最新であり、
2004.06.23版には不具合があります。こちらは即刻破棄していただき、最新バージョンをダウンロードしてください。
- 2004.07.06 ベクトル...合わず...
ベクターっ!!
今日、新版登録の連絡が来ました(まだ反映はされてないようですが)...
なんと、「2004.06.23版」ですッ!!うわー、もしコレをお使いになる場合は、和暦は選択しないでください(_
_)。その限りにおいてはちゃんと動くと思います(^^)。
7/7追記: ついに反映されました(T_T)。一応イイワケさせていただきますと、6/30の時点で最新版を添付した更新申請メールを送ると同時に、「ベクターへの連絡」事項に「6/23の申請物については破棄してください」と書いてはおいたんですがね...
偉大ナリ、ExcelFactory
ExcelFactoryさんの方は、即日で更新していただいてます。和暦でやる方は
こちらから最新版をダウンロードしてくださいますようお願い申し上げマス(_
_)。ってゆーか、期首算ファイルへのリンクさえ正しく再設定できる方であれば、2003.12.03版を使っていただいても出力結果は同じですが...
- 2004.06.30 エンバグしてましたm(_ _)m
バグフィックス
- 2004.06.23版で、和暦設定で使用すると日付表示がおかしくなる不具合を修正
デバッグしようとしてエンバグする...
実によくあるパターンであり、一番やってはいけないコトをやってしまい、申し訳ありませんm(_ _)m ともかく、
2004.06.30版が最新となります。ExcelFactoryさんかベクターからダウンロードをお願いします。
DLレポート
ちなみに今日現在、ベクターの方はまだ2004.06.23版すら上がってません。今日再度更新手続きをしたので、おそらく最新版が上がるのはさらに1,2週間後になるでしょう...
って、なんでDLレポートだけ届くの?で、なんでまたDL数が持ち直してるの?よもやサポート中に超初心者さんにお願いしたDLが関係してるのか...(^^)
- 2004.06.23 マイナーアップデート
バグフィックス
- 期首残ファイルへのリンクをハードコーディングしていたのを修正
コレは結構致命的なバグです。旧バージョンでは、ココのリンクを正しく修正しないと絶対に動きません。正直今までダウンロードした方で、マトモに使えた方っていらっしゃるのかが疑問(^^;;;
- 得意先/仕入先コードのセル表示形式が日付になっていたのを修正
数字だけのコードを入力すると日付形式で表示されてしまってました。作者の事務所じゃ、コードは文字列だったモンで気づきませんでした。
拡張
- 年表示の「西暦」「和暦」を選択可能にした
作者は「和暦」で使ってたモンで、「西暦」を選択するとデータ形式が変わるなんてことにはついぞ考えが及ばず...
とりあえずコレで使えるハズです。
- エクスポート時のデータ形式を選択可能にした
これまた作者は、「カンマ区切り」でエクスポートするのがアタリマエだったもので、他の形式でエクスポートされてる方がいらっしゃるなんて想像もつかず...
とりあえず使ってみてください。ただし、他の形式については動作検証が十分行えてるとは言いがたいので、飽くまでカンマ区切りを推奨します。
- エラーチェック強化
整形マクロが動く際は、期首残ファイルが開かれていることが前提なのですが、なんらかの理由で開かれていない状態で実行しようとした際にアプリケーションエラーとなってしまいました。スミマセンが、コレも飽くまで「拡張」ってコトで...(^^;;;
初サポート体験
初めて掲示板の方でユーザサポートをさせていただきました。今回のアップデート版はその結実なワケですが...
上記の致命的なバグを発見するまで結構間がかかり、「そんなハズは...」「こちらでは動いています」なんて、M$さながらの粗悪対応をしてしまいました。そんなワタシに辛抱強くおつきあいいただいた超初心者さんに、海よりも深くオワビとカンシャを申し上げます。今回の顛末は参考として残させていただくことにします(
ココ)。他のユーザさん、かなーり参考になると思いますよ!
- 2004.04.30 DLレポート
意外とがんばる(^^)
おやぁ?DL数若干もちなおし(実質横這い?)。ふーむ。
- 2004.03.25 DLレポート
収束近し
ま、『元帳印刷』に関しちゃ、ボチボチ(必要なヒトには)行き渡ったんでしょう。
- 2004.02.25 DLレポート
やっぱね
目に見えて出足が鈍っている。つまり、既存ユーザのアップグレード目的でのダウンロードだったワケだ。
- 2004.01.28
こっちのが評判イイ?
Vectorにしても、ExcelFactoryにしても、『弥生元帳印刷』のダウンロード数が『BF入金消込』のそれの倍に及んでいる。しかも『BF入金消込』は若干下降気味である(収束が近い?)のに対し、『弥生元帳印刷』の方はまだまだDLされ続けているような雰囲気だ。なんだろう?この差は。
やはり『弥生販売』が
弥生販売自体の出荷数がハンパじゃないこと、そしてなにより、その元帳の印刷機能に不満のある人が多いと言うことだろう(^^)。『BF入金消込』とて、『弥生販売』の不便を補完すべく作ったものなのだが、こちらの方はある程度落ち着きをみせているところを見ると、入金消込をマジメにやっているトコロは少ないのか?(なんちて、フツーのところはミンナ合計請求だから不要なんやろな〜T_T)
最新バージョンでは
昨日、『弥生
会計』の最新バージョンが送られてきた。ウチは『会計』のサポート契約はしているが、『販売』はしていないのだ。というのも、『会計』の方は毎年法令が変わるから最新バージョンが必須であるが、『販売』は今のところ(Excelで補完することにより)不満なく使えているからである。
『弥生販売04』ってどーなん?
PDAと連携するとやら何とやら、ソレナリに進歩はしているのだろうが、ウチには用のない機能ばかりのようだ。ゆえにバージョンアップは不要。それよりも「元帳印刷」と「入金消込」、この2つの機能がワタシの要件を満たすものならば、スグにでもバージョンアップするのに...
(実は使いこなせてないダケだったりして^^;;)
- 2004.01.05
エラーチェック強化
実はそれほどのことでもない(^^)。日付欄に入力規則を設定したダケ。でも初めての利用だったりする。へぇ〜、こんな便利なモンがあんのね〜>このトーシロウめが!(^^;;
- 2003.12.03
マイナーアップデート
バグフィックス
- 同じ伝票番号の伝票が2つ連続した場合に残高式が設定されない不具合を修正
この辺が弥生販売の設計意図不明なのだが、日付も伝票番号も同じ伝票を複数作れてしまうのだ。特に、仕入先への支払いを「一括出金」をかけると、各仕入先への出金伝票が全て同じ日付、同じ伝票番号で作成される。これが間に他の伝票を挟まずに2ヶ月連続でやっちゃってたところがあって、不具合が発覚した。
- 期首以前のデータがあった場合に、繰越がおかしくなる【未】
この件は今のところ運用で回避。要は、「平成15年のデータを印刷するんなら、H15年1月の期首残と、H15/1/1からの元帳データを用意しましょう」ってこと。ここでH14年のデータが紛れ込んでると、期首残高がおかしくなります。
- ヘッダーの自社名をハードコーディングしていたのを修正
わー、ハジぃ(*^^*)。
拡張
- メモ行も「摘要行フォント」を適用するよう変更
用途は、諸口の顧客行。顧客名を書き換えれば伝票にはちゃんと出るが、逆に元帳には出ないため、メモ行に顧客名を入れている。その行を目立たせたいワケだ。
- データがちょうどページの最終行に収まり、次のページ出力された繰越行を削除
これは敢えて拡張とさせていただこう(←バカ^^)。元々「最後のページを印刷しなきゃいいだけやんけ」と思って使ってきたが、やっぱメンドイ。気づかずに印刷して、新しい紙を1枚ムダにすると、腹立たしいので変更しました(^^;;
ライブラリ差し替え依頼
ベクターとExcelFactoryに差し替えを依頼する。今回たまたま差し替えをしたが、「まぬある」でも述べている通り、基本的に公開したモノについて、メンテナンスをかけていく必要性を感じていない。自分が必要だと思ったら改変して、その内容はここに載せておく(備忘録として)。欲しいかたは掲示板でその旨ご依頼ください〜(^^)/~~
- 2003.09.17
バグフィックス
- 備考欄印刷で「する」に設定しても印刷されない不具合を修正
おっかしいなぁ。たまたま(必要ないけど)備考欄の印刷をかけてみたら出なかった。即刻修正。
- ヘッダーの取引先コードと名称を伝票データから引用
しないように修正
今回、得意先/仕入先のコードを整理して、あまり取引の多くないところは「諸口」でまとめることにした。伝票出力時は顧客名を逐一変更すれば問題ない。ただし、元帳に印刷する際にコレをヘッダーに出すとマズい。修正〜。
- 2003.06.09
初公開
BF入金消込の反響のなさに、こちらも公開決定へ。