はじめに
どんぐり山共同保育園は、呉羽山のふもとにある小さな保育園です。
12年間の歴史のあるどんぐり共同保育園が閉園となるため、「どんぐりの保育を残したい」という想いで職員と保護者が力を合わせ、2003年4月の開園となりました。
“どんぐり山”の保育は、生きる力を育てることを大切にします。
生きる力とは、生きていく根っこになるところです。 子どもを信頼し、その子の育ちを待てる大人たちに見守られ、ありのままの自分を認められ、自分に自信を持つことで、子どもたちの内に、自ら前に向かおうとする意欲や、何かにつまずいた時に、気持ちを立ち直らせ、立ち上がっていく力が育っていきます。
子どもたちの育ちを支えていくためには、まず、職員・父母が力を合わせ、支え合い、我が子だけにこだわらず、共に育ち合える集団であることが大切です。父母がお互いを認め合い尊重し、学習し協力して、子どもたちを取り巻く問題を解決していくことが、とても大切であり、そうすることが、子どもたちにも大きな力となっていきます。
そして、この保育を、子どもたちがやがて巣立っていく地域にも発信し、子育ての輪を広げていきたいと思います。
そして、多くの子どもたちにこの保育を伝えたいとの思いから、2018年4月より地域裁量型認定こども園となりました。
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