新しいステージの始まり
平成28年2月
カンボジア アンコールワット
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ワークショップ辻野の仕事の進め方
ここで、ちょっとだけ考えてみてください。
一番身近にある住宅を例に説明してみます。
自分の家の設計を設計事務所に依頼するということは、どんなことなのか?
私が建築主に説明するときによく口にするたとえがあります
数万円のもの、例えば携帯を買い換えるときにはしばらくだけ選びますね。
それが数十万円のもの、テレビだと数日ぐらい迷いませんか。
さらに数百万円のもの、車となるとショールームに行ったり試乗したりで2、3週間は迷うかもしれません。
ところが、さらに高価な買物、2千万円、3千万円の家となるとなぜか即決してしまわれる方が多いのです。
あなたにとって、おそらく一生のうちで一番高い買物になるはずなのに
どうしてもっと時間をかけて迷ったり悩んだりされないのでしょうか。
・普段の金銭感覚とかけ離れていて実感がわかない。
・図面や見積書を見てもさっぱりわからない。
・考えることが多すぎていいかげんに投げ出したくなってしまう。
等々、様々な理由があげられると思います
そんなわけで、私の事務所では事前の聞取りや打合せを徹底的に行います。
本人はもちろんのこと、同居される家族全員(ライフパートナーも含めて)の趣味や性格まで根掘り葉掘りお聞きします。
建物は単なる器に過ぎませんから、中で生活する人そのものを理解しないで建物の設計すなわち生活設計はありえないと考えるからです
建築主と建築家は信頼関係を頼りに繋がっているという確信のもとに仕事を進めていきます。
場合によってはその信頼関係がなかなか築けなくて、随分時間がかかることもあります。
まずは私達に会っていただいて雑談や世間話をしましょう。
そして、家づくりにかけるあなた自身の夢を存分に聞かせて下さい。
そしてあなたのとご家族の生活設計をしてみてください。
あなたにとっての一世一代の大事業を成功させるために。
人とのめぐり会いがあり、家づくりに真剣にかかわっていただいて
そして、
素敵な家が建ちますように !!
ワークショップ辻野は今日も考え続けています